中国のMeizu（魅族）が、スペイン・バルセロナで開催されるMWC 2025（モバイル・ワールド・コングレス）に出展し、新たなフラッグシップスマートフォンを発表することが明らかになりました。これと同時に、同社は複数の新製品をグローバル市場向けに披露する予定です。
スマートフォンに加え、AIデバイスも発表
今回のMWCでは、フラッグシップスマートフォンに加え、2機種の新型スマートフォンやAIoT（AI＋IoT）デバイス、さらにAI技術を活用したソフトウェアの進化も披露される予定です。さらに、AIスマートグラスやスマートリングといったウェアラブルデバイスの展示も計画されており、MeizuのAI技術への注力が改めて強調される場となりそうです。
一度はスマートフォン事業撤退を表明も、グローバル市場への復帰か
Meizuは約1年前、AI分野への集中を理由にスマートフォン事業からの撤退を発表しました。しかし、その後スウェーデンのPolestar（ポールスター）との提携を通じて、中国市場限定ながら数機種のスマートフォンをリリースしています。今回のMWC参加は、同社が完全にスマートフォン市場から退いたわけではなく、グローバル市場への本格的な復帰を視野に入れている可能性を示唆しています。
今後、Meizuの戦略や新製品の詳細がどのように展開されるのか、MWC 2025での発表に注目が集まります。
