プロモデルだけの特別機能が登場か
Appleが今秋にも発表すると見られる「iPhone 17」シリーズ。その中でも、ProおよびPro Maxモデルに搭載予定の新しいカメラ機能に注目が集まっています。著名リーカーのジョン・プロッサー氏が公開した最新情報によれば、これらの上位モデルには、前面と背面カメラで同時に動画を撮影できる機能が搭載されるとのことです。
フロントとリア、同時録画の未来
プロッサー氏がYouTubeチャンネル「Front Page Tech」で紹介した情報によると、iOS 19のカメラアプリにはこれまでにない撮影モードが追加される予定です。それが「前後同時撮影モード」です。
この機能では、FaceTime通話のようなレイアウトで、画面の大部分に背面カメラの映像が表示され、画面の隅にフロントカメラで捉えた自分の映像が小窓として表示されます。これにより、撮影者と被写体の両方を同時に記録できるようになります。
同様の機能は、以前から一部のサードパーティ製アプリでも実現されていましたが、Appleが純正のカメラアプリにこの機能を導入するのは今回が初めてとなります。
A19 Proチップならではの処理能力？
なぜこの機能がProモデル限定になるのか、気になるところです。考えられる理由の一つとしては、新たに搭載されるA19 Proチップが関係している可能性があります。通常モデルに搭載されるA19チップとは異なり、A19 Proは複数のカメラ映像を同時に処理する能力に長けているため、Pro限定の機能になっているのかもしれません。
また、Appleが毎年のようにProモデルへのアップグレードを促すために、新機能を限定する戦略を取っていることも背景にありそうです。
動画クリエイターにとっては朗報
この機能は、Vlog撮影やYouTube配信などを行うクリエイターにとっては非常に魅力的なものとなるでしょう。自分のリアクションを残しながら外の風景を同時に記録できるため、編集の手間も軽減され、よりリアルな映像体験が実現できます。
とはいえ、こうした便利な機能がProモデルにしか提供されない点にがっかりするユーザーも少なくないかもしれません。実際、過去にはAirモデルなどの廉価ラインにも、十分なカメラ性能を期待する声が多く寄せられていました。
iPhone 17シリーズはどう進化するのか？
これまでもAppleは、Proシリーズにだけ先進的な機能を先行導入してきました。iPhone 17 Proシリーズに関しても、今回の前後同時撮影以外にも新たなカメラ機能の追加が噂されています。一方で、iPhone 17 Airについてはカメラ性能が抑えられるとも言われており、シリーズ間の差別化がさらに進むと見られます。
今後、Appleが正式にどのような機能を発表するかは不明ですが、今回のリークが事実であれば、2025年のスマートフォン市場においてもProシリーズの存在感は一層際立つことになりそうです。スマートフォンを使って映像制作に挑戦したいと考えている方にとって、注目すべきポイントになるでしょう。
