スマートフォン市場で飛ぶ鳥を落とす勢い、といっても過言ではない中国のシャオミ(小米)。
国内でも超ハイコスパSIMフリーモデル、Xiaomi Mi 11 Lite 5Gに続き、au/UQモバイルから防水防塵・Felicaに対応した日本専用モデル、Redmi Note 10 JEのリリースを発表するなど、常に話題性の高いブランドへとなりつつまります。
そんなXiaomiですが、同社が5Gスマートフォンのメーカーとして世界トップとなっていたことが判明しました。
これは2021年第二四半期(4~6月)のスマートフォンの出荷台数を示したもの。
ご覧のようにXiaomi製スマートフォンが全体の25.7%を占めダントツのトップで2位以下を大きく引き離しています。
これはAndroidスマートフォンのみを対象に先日、Xiaomi製スマートフォンの6月の売上台数シェアが初めてトップになった、というニュースがありましたが、これはあくまで1か月間の短期的なものである可能性がありました。
しかし、四半期にわたって、しかもこれからシェアが増える一方の5Gスマホにおいて既に世界No.1メーカーになっていたというのはかなり大きな意味がありそう。
また、さらに驚きなのはサムスン(Galaxy)のシェアがVivoやOppoといった他のメーカーよりも少なく、4位まで落ち込んでいる、という点。
シャオミ製スマートフォンはどちらかというとまだ低価格帯の4Gモデルが主力、逆にサムスンはまだ比較的5G通信対応のハイエンドモデルが強い、という印象だったのでXiaomiの5Gスマホのシェアがここまで上がり、逆にサムスンのシェアがここまで下がっている、というのは個人的にはかなり意外です。
ソース: Stratgy Analytics via GIZMOCHINA