Googleが昨年9月に正式リリースした現行最新OS、Android 10。
国内版モデルでもアップデート対象の大部分の機種には提供済み(少なくともフラッグシップは)といった感じで、かなりの割合のユーザーが同OSを使用しているという印象。
そんなAndroid 10の普及率が過去最高ペースであることが明らかになったようです。
Android PoliceがGoogleのデベロッパーサイトからの情報を伝えたもので、以下はAndroid OSリリースからのユーザー数推移を比較したもの。
ご覧のように リリース300日前後で 、一つ前のOS、Android 9と比較してAndroid 10は3割以上ユーザーが多いのが分かり、Android 9よりも前のOSと比較すると4倍近い数。
これはAndroid 10を搭載した端末の「数」であって「比率」ではありません。
Android(スマートフォン)のユーザーは鈍化しているとはいえ毎年増加しています。
よって、これは純粋にAndroid OSの全体に対する比率を示すものとは言えません。
それでも昨年からAndroidユーザーが全体で3割増しているとは考えにくいので、やはりAndroid 10の普及ペースが過去最高のスピード、という点は事実だと思われます。
Android OSは以前より「断片化(フラグメンテーション)」という問題で最新OSの普及が遅いことが問題視されていますが、少しずつではありますがこれが解消してきていると言えるのではないでしょうか。
ちなみに今のところの情報では今年の最新OS、Android 11の正式版アップデートは9月8日が濃厚な模様。Android 10の正式リリースが昨年9月5日だったので、少なくともPixelシリーズ向けには特に遅延などはなさそうです。
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