本日、2020年度第三四半期(10~12月期)の決算発表をしたソニー。
グループ全体での利益としては相変わらずの絶好調、といった感じですが、スマートフォン部門に関してはまた新たな低迷記録を更新してしまったようです。
以下は2020年Q3のスマートフォン売上を示したもの。
同時期の売上台数は100万台となっており、前年同期から約3割減、ということになります。
ちなみに以下は昨年第三四半期(ここではQ4と記載)までの出荷台数の推移。
ご覧のように第三四半期としては最小売上台数を数年連続で更新している、ということに。
Xperiaの売上はここ最近減少幅が減り、前四半期では過去最低ながら前年同期と同じに。
そのため、一応「底打ち」したと思われたのですが、その判断はどうやら時期尚早だった模様です。
また、これまでのペースで行くと、同社は第4四半期(1~3月期)に80万台以上を売り上げなければ、2020年度の総売上台数でも前年を下回ることになります。
ちなみにソニーはXperia 5 II以降新型モデルは発表していないので、1~3月期に前年比で大きく売り上げを伸ばす要素は見当たりません。
同社は過去に2020年度中にスマートフォン事業の黒字化を目標に掲げていますが、どうなんでしょう。売上台数がここまで落ち込んでも黒字化はまだ可能なのでしょうか。
なお、ソニーモバイルは2021年新型モデルとしてとりあえず前半はフラッグシップのXperia 1 III、ミッドレンジのXperia 10 III、そして機種名不明の5.5インチコンパクトモデルをリリースすることが予想されています。
コメント
コロナの影響でしょ
…と思ったけど、
スマホ市場全体の落ち込み以上に
Xperiaは落ち込んでるんだね
まあ黒字化はできるみたいだけど