今春モデルとしてドコモおよびauからリリースされるシャープの最新ミッドレンジスマホ、AQUOS sense5G。
同モデルについては先日、発表は2月5日、発売は2月12日になる、というリーク情報をお伝えしました。
一方、AQUOS sense5Gは端末サイズは完全にと同じ(よってケースなども互換性あり)、外観もほとんどAQUOS sense4シリーズと変わりませんが、搭載チップはSnapdragon 690で当然その名の通り5G通信に対応しています。
一方、AQUOS sense4 (シリーズ)はSnapdragon 720Gでチップのランクとしてはこちらの方が上。
ただ、SD720Gは昨年1月リリースのチップでSD690はSD600番台では最新のチップです。
よって、両者には約1世代の違いがあり、その同じサイズで異なるチップを搭載したAQUOS sense5Gとsense4 (シリーズ)性能差は気になるところです。
ただ、AQUOS sense5Gについてはまだベンチマークスコアが一切発見されていない状態。
よって、今回はSD690を搭載した別機種とAQUOS sense4のベンチマークスコアを比較してみたいと思います。
以下はSIMフリー版のAQUOS sense4のGeekbenckにおけるベンチマークスコア。
シングルコアの平均は560ポイントほど、マルチコアのスコアは1700程度となっています。
一方、以下はAQUOS sense5Gに搭載予定のSnapdragon 690を搭載したOneplusのミッドレンジ、Oneplus Nord N10 5Gのベンチマークスコア。
シングルコアは600ほど、マルチ子は平均して1800ポイント余りといったところでしょうか。
つまり、SD690はCPUのティアとしてはSD720Gより下ですが、世代が新しい分性能では7~8%上、ということになります。
なお、このSnapdragon 690は先日レンダリング画像がリークされた最新Xperia、Xperia 10 IIIや名称不明のコンパクトモデル(Xperia Ace 2?)にも搭載される可能性が高いと言われています。