本日、シャオミが国内向けモデルのリリースを発表したRedmiシリーズの最新SIMフリー機種、Xiaomi Redmi Note 10 Pro。
108MPセンサーを搭載したカメラではハイエンド並みのスペックにも関わらず価格は3万4800円(税込)となっており、日本での「コスパ革命」継続中、といった感じ。
このRedmi Note 10 Proは2021年のRedmiモデルとしては3機種目、そして昨年のRedmi Note 9Sを入れると日本投入したモデルは合計4機種、ということになります。
一方、これら4モデルはすべて「ミッドレンジ」ではありますが細かなスペックはもちろんの事、搭載チップもすべて異なり、具体的な性能差は気になるところです。
というわけで今回は国内発売済み・発売予定のいかのモデルのベンチマークスコア性能の比較をしていました:
- Redmi Note 10 Pro
- Redmi 9T
- Redmi Note 9T
- Redmi Note 9S
Redmi Note 10 Pro、9T、Note 9T、Note 9Sのベンチマーク比較
以下はそれぞれのモデルの搭載CPU、Geekbench (5.3)でのシングル/マルチコアでのベンチマークスコアです。
搭載チップ | ベンチマークスコア (シングル) | ベンチマークスコア (マルチ) | |
Redmi Note 10 Pro | Snapdragon 732G | 567 | 1787 |
Redmi 9T | Snapdragon 662 | 314 | 1397 |
Redmi Note 9T | Mediatek Dimensity 800U | 599 | 1779 |
Redmi Note 9S | Snapdragon 720G | 566 | 1765 |
ご覧のように、SD600番台の旧式チップSD662を搭載したRedmi 9Tだけは他機種と大きなスコア差がでています。
ただ、Snapdragon 732G搭載のNote 10 Pro、Dimensity 800U搭載のNote 9T、Snapdragon 720G搭載のNote 9Sに関しては少なくとも同ベンチマーク上での性能差は大きくありません。
よって、Redmi 9T以外の3モデルに関しては日常使用で動作速度などにそれほど大きな差は出ないと思われ餡巣。
特にソフトバンクが取り扱うRedmi Note 9Tに関しては価格21600円で5G通信対応(他の3モデルはすべて4G)となっています。
一方、先述のようにRedmi Note 10 Proの最大の売りはミッドレンジとは思えないカメラスペック。
となると、Redmi Note 10 Proが「お買い得」か否かは5G対応の重要性及びエクストラなカメラ性能に13000円程度の価値を見出すかどうか、という事になりそうです。
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