ソニーモバイルが先日正式発表、一部の国・地域では10月20日の発売が確定している新型Xperia、Xperia 5 II。
このXperia 5 II、国・地域によってカラーバリエーションやストレージ容量が微妙に異なることも明らかになっていますが、今回、米国版に関して「また」ちょっと残念な仕様が明らかになりました。
以下は米国ソニーの公式サイト上に掲載されているXperia 5 IIのスペックシート。
ご覧のようにNetworkの部分に5G通信の対応バンドについての記述がありません。
一方、以下はイギリス版のもの。
こちらには5Gの対応バンドが記載されており、ざっと確認された限り、同機種が公式発表されている米国以外の国ではすべて同様です。
つまり、Xperia 5 IIは米国では5G通信に非対応、ということになり、これはXperia 1 IIと同様。
米国は他の国と比べて特殊な周波数を採用しており、これが理由の一つとも言われています。
しかし、他メーカーでは米国版「だけ」が5G非対応となっている機種は少なくともメジャー機種では存在しません。
米国での市場シェアが小さいXperiaで独自の5Gバンドに合わせた機種を展開をするのは採算が合わない、という判断なのかもしれませんが、そんなことをまさに秋循環。
シェアは縮小するばかり、という気もするのですが・・・
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