ソニーモバイルの新型Xperiaフラッグシップ、Xperia 5 II。
120Hz表示対応や4000mAhバッテリー搭載など、予想外に完成度の高い機種となりそうなこの次期Xperiaですが、今回、国内でのリリース予定について非常に気になる情報がでてきました。
以下はWeibo上に瞬間的に投稿されていたもの。
SONY将改变在日本的市场策略。很有可能先于运营商版本发布免SIM卡版本的Xperia 5 II。
投稿者の過去のトラックレコードからして、いつも通り、信ぴょう性についてはかなり怪しい情報、として受け取っておくことをお勧めしますが、内容としては:
ソニーは日本でのマーケティング戦略を完全に変更する。Xperia 5 IIはSIMフリー版がキャリア版よりも先に発売される可能性が高い。
うーん、これまでキャリア様様だったXperiaがいきなりSIMフリーを優先的に展開、というのはちょっと信じがたい部分も。(というか、これ、キャリア激怒しません?)
というか、Xperiaに限らず、国内でキャリア版とSIMフリー版の両方がリリースされたケースでSIMフリー版が先行リリース、というのはほとんど前例がないように思えます。
ただ、ソニーはXperia 1 II、Xperia 1、Xperia 5のSIMフリー版発表と同時に今後はSIMフリーモデル版の国内展開に注力することも宣言しており、絶対にありえないとも言えないような。
また、ヨーロッパのように「SIMフリーが基本」の国も多数あるわけで、総務省の値下げ規制が徐々に厳しくなる中、先を見越して日本でもSIMフリー市場に焦点を早めに移行、という可能性も?
なお、このXperia 5 IIは少なくともデンマークのキャリアから10月中にリリースされることが確定し、同月が海外の大部分の国・地域でのリリース時期、ということになりそう。
そういえば、先日、Engaget Japanが掲載した「ソニーがSIMフリーXperiaの販売を本格化する理由」という記事の最後に以下のような一節がありました。
ソニーモバイルコミュニケーションズは2020年9月17日に、YouTubeでXperiaの新機種を発表します。この新機種が日本でも投入されるのであればの話にはなりますが、それが携帯大手より先に投入されるか否かが、同社のSIMフリーモデル販売への本気度を見極める判断基準の1つとなりそうです。
ここでいう9月17日に発表の機種がXperia 5 IIであることはほぼ間違いなし。
そして先日発見されたドコモ版ベンチマークスコアや同機種に該当すると思われるOEM IDの数から同モデルが国内展開されることもほぼ確定しています。
「それが携帯大手より先に投入されるか否か」という部分。これ、今までのXperiaでは一切なし、普通ならば今後もほぼありえないことをあえて書いている、というのがちょっと気になります。
ちなみに先日ソニーが発表した12GB RAM搭載のXperia 1 IIの国内向けSIMフリー版は10月30日に発売予定。
仮に今回の情報が事実だとしても、さすがにXperia 5 IIのSIMフリー版がXperia 1 IIのSIMフリー版より先にリリースされる、ということはないはず。
ただ、ほぼ同時期ならば十分にあり得るような気もします。
なお、昨年のXperia 5の発売はドコモ版が11月初め、au版が10月末でした。
コメント
キャリアからすれば面白くない話なのは間違いない
でも1Ⅱの時みたいに露骨に性能に差をつけでもしない限りそこまで問題にはならない気もする
やっとユーザーの方見て商売する気になったのか?