ソニーモバイルの新型モデル、Xperia 5。
Xperia 1の小型モデルという位置づけでサイズや画面解像度、バッテリー容量といった点以外はスペック的にもほぼ同じ。
カメラ周りについても基本的には「同等」もしくはXperia 5の方が若干劣る仕様の”はず”。
しかしこのXperia 5、フロントカメラについては若干ですがXperia 1よりも優れていることが判明したようです。
以下はDXOMarkが昨日掲載してたXperia 5のセルフィ―カメラ(フロントカメラ)評価。
全体のフロントカメラ評価ランキングでは真ん中くらいといった感じですが、興味深いのはXperia 5の方がXperia 1を1ポイント上回っている、という点。
もちろん、総合得点の1ポイント差は好みの問題、あるいは誤差の範囲とも言えます。
ただ、興味深いのは内訳の違い。
Xperia 5 ↓
Xperia 1 ↓
ご覧のようにXperia 1→ Xperia 5で静止画は82→81へと1ポイント低下していますが、動画に関しては72→76へと4ポイントも上昇しています。
Xperia 1のフロントカメラセンサーはサムスン製のS5K4H7と判明していますが、Xperia 5のフロントカメラセンサーは不明。
ひょっとすると異なるセンサーが搭載されている可能性もあります。
ちなみにまだDXOMarkでの評価がでていないリアカメラですが、Xperia 1とXperia 5は基本的なスペックは同じですが、Xperia 1のカメラがメモリーを積層していてるのに対し、Xperia 5のカメラにはメモリーを搭載していない、という違いがあります。
そのため、Xperia 5では960fpsでのスーパースローモーションの撮影に非対応で、標準カメラのセンサーも異なります。
また、3つのカメラのうち、望遠と超広角については1も5も同じサムスン製S5K3M3およびS5K3M3SNですが、メインカメラは1がIMX445を搭載しているのに対し、5はIMX563搭載。
つまり、Xperia 5のメインカメラセンサーは少なくとも世代的にはXperia 1のものより新しくなっており、性能が向上している可能性もありそうです。
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