Xperiaはなぜ売れないのか?世界トップYoutuberがXperia 5 II/1IIを久々にレビュー

2020年版の新型Xperiaフラグシップ、と言えばXperia 1 II、そして間もなくリリースされるXperia 5 II

いずれのモデルもここ数世代のXperiaフラッグシップと比べると高評価という印象ですが、それでも市場全体から見るとその売れ行きは微々たるもの、といった印象。

そんなXperiaについて海外の「超」有名レビュアー、Marques Brownlee氏がXperia 1 IIおよびXperia 5 IIのレビューと共に「人々はどうしてSONYのスマートフォンを買わないのか?」という題名の動画をYoutube上に投稿していました。

同氏が新型Xperiaのレビューをするのはおそらく数年ぶり。

レビュー内容大半はXperia 1 IIについてで、同モデルのユニークな機能やカメラ性能、ディスプレイ・クオリティーの高さなどを高く評価。

逆にネガティブな評価はほぼ皆無といった感じです。
(Xperia 5 IIのネーミングに関しては「話したくもない」と酷評していますが)

全てはタイミング?

興味深いのは動画タイトルにもあるなぜユーザーがXperiaを買わなくなってしまったのか?という点について。

同氏の意見としてはXperiaが売れない最大の理由は発表から発売までの期間が長すぎる、ということ。 (9:30くらいから)

最初にPhoto ProやCinema Proといった機能が万人向けでなく、標準カメラアプリがライバル機種に劣る、といったニュアンスのコメントをしていますが、これは同氏が考えるメインの理由ではない模様。

確かにXperia 1 IIも2月末に発表、発売は今回最速だった日本でも5月末で発表~発売までの期間は約3か月。米国などでは7月にリリース、中国本土ではいまだ未発売となっており、この間に「ハイプ」、要はユーザーの購買意欲がなくなってしまう、ということ。

もちろん、価格やスペックといった要素もあり、これがすべてだとは思いませんが、リリースタイミングが一つの理由となっていることは確かだと思います。

一方、同氏が久しぶりに新型Xperiaをレビューしたという事実は非常に大きな意味があると思われます。

同氏のYoutubeチャンネルは1220万人というとんでもない数のフォロワーを抱えており、同氏のYoutube上での製品レビュー動画の影響は計り知れません。

また、先述のように今回のXperia 1 IIおよびXperia 5 IIという製品に対しては高評価をしており、実際コメント欄にはポジティブな内容のものも多く見られます。

そういった意味でこのXperia 1 IIとXperia 5 IIのレビューは「Xperiaを忘れていた」といった多くの海外ユーザーが再びXperiaの存在を意識するきっかけになるような気はします。

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