楽天が先日発売した「1円スマホ」、Rakuten Mini。
超小型スマートフォンで破格ということもあり、週間売上ランキングでもいきなりトップを獲得し、かなり注目度は高いと言う印象。
そんなRakuten Mini、残念なことに悪い意味でも「注目」を集めているのも事実。
Rakuten Miniの対応バンド1非対応・変更問題とは
Rakuten Miniは発売当初、スペック上の対応周波数の一つに「Band 1」が記載されていました。
実際、一部のモデルはBand 1にちゃんと対応しているのですが、ユーザー数が増えてくるにつれBand 1に非対応の個体が複数存在、代わりにBand 4などに対応することが判明。
これ、どうやら楽天モバイルが途中で対応周波数を変更したことが原因ということが明らかになりました。
そして最終的にRakuten Miniには対応周波数の異なる3つのバージョンが存在することに。
Rakuten Miniの3種類のバージョン
①製造番号(IMEI)351676110356708以前のモデルの対応周波数
FDD-LTE
Band 1 (2.1GHz)
Band 3 (1.8GHz)
Band 18 (800MHz)
Band 19 (800MHz)
Band 26 (800MHz)
Band 28 (700MHz APT)
TD-LTE
Band 41 (2.5GHz)
WCDMA
Band I (2.1GHz)
Band VI (800MHz)
Band XIX (800MHz)
②製造番号(IMEI)351676110356716〜351676110680487のモデルの対応周波数
FDD-LTE
Band 1 (2.1GHz)
Band 3 (1.8GHz)
Band 5 (800MHz)
Band 18 (800MHz)
Band 19 (800MHz)
Band 26 (800MHz)
Band 28 (700MHz APT)
TD-LTE
Band 38 (2.6GHz)
Band 41 (2.5GHz)
WCDMA
Band I (2.1GHz)
Band V (800MHz)
Band VI (800MHz)
Band XIX (800MHz)
③上記のIMEI以外のすべてのモデルの対応周波数
FDD-LTE
Band 3 (1.8GHz)
Band 4 (1.7GHz)
Band 5 (800MHz)
Band 18 (800MHz)
Band 19 (800MHz)
Band 26 (800MHz)
Band 28 (700MHz APT)
TD-LTE
Band 38 (2.6GHz)
Band 41 (2.5GHz)
WCDMA
Band IV (1.7GHz)
Band V (800MHz)
Band VI (800MHz)
Band XIX (800MHz)
なお、 IMEI番号の確認は:[設定]→[端末情報]→[IMEI]
技適の問題は?
つまり、楽天側の最終的な対応としてはアップデートで対応周波数を統一、ということはせず異なり3つのバージョンをそのまま残す、ということに。
一方、Rakuten Miniは当初、Band 4では総務省の技適は取得していませんでした。
よって、一時的に技適違反の端末が存在する、という情謡となっていましたが、最終的に楽天はBand 4でも技適を取得。
よって、一応この問題は解決したということになります。
それにしても楽天、もう少ししっかりしてほしいですね。
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