サムスンの自社製チップ、Exynosシリーズ。
同世代のSD8XXシリーズと比較すると性能が劣ると言われていますが、これが次世代チップでは逆転する可能性がでてきたようです。
GIZMOCHINAが伝えたところによると、サムスンは現在、5nmプロセスの次世代チップ、仮称「Exynos 1000」を開発中とのこと。
サムスンは1年以上前にAMDとのパートナシップを結んでおり、このExynos 1000には初めてAMD製のGPU、「RADEON」搭載されるようです。
以下はこのExynos 1000に搭載のGPUとSnapdragon 865のGPU、Adreno 650のベンチマーク比較。
これはGFXベンチマークからのものですが、ご覧のようにExynosのGPUの性能はAdreno 650の1.5倍~3倍近く。
これはグラフィックの処理速度などを表すものなのでゲームなどで大きな差が出そうです。
もちろんこれはCPU全体の性能を表すものではありませんが、この感じだとグラフィック性能に関しては次世代SnapdragonとなるSD875?を大きく上まりそう。
なお、夏の終わりから秋にかけてリリース予定のGalaxy Note 20シリーズにはGalaxy S20に搭載のExynos 920のアップグレード版Exynos 992が搭載されると言われています。
よって、このExynos 1000が搭載されるのは来年のフラッグシップ、Galaxy S21シリーズが最初、ということになりそうです。
コメント
あれ、AMDがコア買いつけてるのって台湾のメーカーなはずなんだけどな…