ソニーモバイルの最新フラッグシップ、Xperia 1 II。
ドコモ版は5月下旬以降に1か月ほど延期、au版は5月中と結局ほぼ同時期にリリースされそうな雰囲気となっています。
そして今回、このXperia 1 IIのベンチマークスコアがいくつか揃ったので、ライバル機種、Galaxy S20と比較してみたところ、興味深い結果が判明しました。
Xperia 1 II (au版SOG01)のベンチマークスコア
まだ計測結果は5つだけなので誤差はそこそこあるとは思われますが、平均するとXperia 1 IIのGeekbenchにおけるベンチマークスコアはシングルコアが約900、マルチコアが3263ポイントという結果に。
一方、以下はau版Galaxy S20 (SCG01)のベンチスコア:
こちらは過去25回の計測結果の平均でマルチコアが3084ポイント。つまり、Xperia 1 IIと比較して”平均で”200ポイント近くスコアが低い、ということになります。
ただこれ、特にXperia 1 IIのベンチマークスコアが優秀、ということではなく、むしろGalaxy S20のスコアがSD865搭載機としては若干低め、ということ。
先にお伝えしたAQUOS R5GとGalaxy S20でも同じようなスコア差がでています。
よって、Xperia 1 IIのベンチスコアはS20よりは平均値が高そうですが、SD865としては標準的、とい言えそうです。
ちなみにちょっと気になったので調べてみたところ、海外版のGalaxy S20 (SD865版)のベンチマークスコアもざっと調べてみたところ、ちゃんとした統計を取ったわけではありませんが、やはりスコアは他のSD865と比べると低め、さらにスコアにバラつきが多いという印象。
ベンチマークスコアはかなり端末に負荷をかけて発熱も大きいので排熱が上手くいかないとクロックダウンされ、結果としてスコアが低く出る、と聞いたことがあります。
ひょっとするとこの辺が不安的なスコアに関係しているのかもしれませんね。
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