Oppo傘下のブランド、OnePlusが来年リリースする次期モデル、Oneplus 8シリーズ。
今回はOneplus 8とOneplus 8 Proに加え、廉価版のOneplus 8 Liteと3モデル展開になることが明らかになっており、すでに各モデルのレンダリング画像もリーク済みとなっています。
Android Headlinesが伝えたもので、このOneplus 8 Proに該当する型番「IN2010」が中華人民共和国工業情報化部(MIIT)の認証を取得し、その資料から同機種がデュアル5G通信SIMに対応することが判明した、とのこと。
そんな中、このOneplus 8シリーズの上位モデル、Oneplus 8 Proのネットワーク回りについて興味深い情報がでてきました。
5G通信対応モデルはGalaxy S10 5GやGalaxy Note 10+ 5Gなど、すでに複数機種が存在しますが、デュアルSIM仕様でしかも5G通信を両方のSIMで対応する機種、というモデルはまだ存在しないはず。
そういった意味で、このOneplus 8 Proは世界初のデュアル5G SIM対応モデル、ということになりそうです。
ちなみに今のところの情報ではOneplus 8およびOneplus 8 ProはSnapdragon 865搭載、Oneplus 8 LiteだけはMiediaTek初の5G対応チップ、Dimensity 1000が搭載されると言われています。
一方で、Dimensity 1000に関しては発表時にデュアル 5G SIM対応となることが判明していますが、SD865のスペック表を見る限り、同チップがデュアル5G通信に対応しているようには見えません。
つまりSD865搭載の「はず」のOneplus 8 Proはデュアル5G SIM対応は不可能のはず。
となると、今回の情報もしくはOneplus 8 ProがSD865搭載、という情報自体が間違っているということになります。
なお、5G通信は先にサービスが始まっている海外でも実際に実用レベルで使えるのはまだごく一部といった感じ。
そういった意味で、異なる2つのネットワークの5G通信を使えるこのデュアル5G SIM仕様というのは特にカバーエリアが限定的な5G時代初期、この先数年は重宝しそうですね。
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