ソニーモバイルの最新フラッグシップ、Xperia 1 III。
世界初の可変式ズームなど、カメラ性能のアップが最も大きな注目点となっている同モデルですが、今回、そのカメラでもその保存に関するかなり「地味な点」に関する情報がでてきました。
端的にいうと、Xperia 1 III (Xperia 5 IIIも同様だと思いますが)では写真を保存する際のデフォルトのファイル名のナンバリングが、DSCXXXXではなく、すべての日付(20210502XXXX)になった、ということ。
厳密にいうと、Xperia 1 II/5 IIでもPhotography Proで撮影された画像は日付形式でしたが、標準カメラアプリで撮影したものに関しては「DSC」形式となっていました。
一方、ご存知の方も多いとは思いますが、今回のXperia 1 IIIではソニーの標準「カメラ」アプリが廃止され、これまでの手軽な撮影には「Photography Pro」に新たに加わった「BASICモード」を使用することになります。
つまり、標準カメラアプリがなくなり、同機能がPhoto Proに統合されたということのなので、ファイル名のフォーマットも統一されるのはある意味当たり前。
ただ、この変更は一部のユーザーにとっては地味に嬉しい変更点の模様です。
というのも、撮影した写真をスマホ上やGoogle Photo上で写真を見るだけ、という方には「ファイル命名方法」はあまり関係のない話。
一方、DSCナンバリングは一旦端末内の画像をパソコンなどに移行して削除してしまうとファイル名が再び0001から始まってしまい、重複するという不便さが指摘されていました。
よって、撮影した写真をパソコンに頻繁に移すといった二次利用をする方にとっては、このファイル名によって画像の管理がしやすくなるのは結構地味に嬉しい変更、という事になるようです。
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