ソニーモバイルの最新Xperia、Xperia 1 III。
世界初の4K+120Hzリフレッシュレートに対応ディスプレイを搭載、ということで注目を集めている一方で、4K@120Hz駆動時のバッテリー消費や発熱が気になっているという方も多いようです。
そんな中、有名リーカーのZackbucks氏がこのXperia 1 IIIでの120Hz駆動時のバッテリー持ちおよび発熱について興味深い情報を提供していました。
60Hz駆動時ではXperia 1 IIIとXperia 1 IIの電池持ちにほとんど違いがなく、Xperia 1 IIIの方が少し良いくらい。そして発熱にも大きな差はない。
120Hz駆動ではXperia 1 IIIはXperia 1 II (60Hz)よりも発熱が多くなり、ゲームプレイ時の端末温度は3℃ほど高くなる。また、バッテリー持ちについても25%-30%短くなる。
これはソニー端末同士の比較であって、他の機種との比較ではない。
同氏は過去の投稿からこのXperia 1 IIIの実機を入手していることは確実で、今回の情報も実使用に基づいた観測ではないかと思われます。
他の120Hz対応機種がどうなのかは不明ですが、60Hz駆動時と120Hz駆動時で3割前後の電池消費の差が出る、というのは異常ではないように思えるので、これ自体は特に懸念するようなことではないと思います。
ただ、それよりも気になるのは60Hz駆動時のXperia 1 IIとの比較。
ご存知のようにXperia 1 IIIのバッテリー容量は4500mAhと、4000mAhのXperia 1 IIよりも1割以上増量されています。
それにもかかわらず同じ60Hz駆動時のバッテリー持ちが変わらない、というのはどういうことなのでしょう。
あくまで一般的な「コンセンサス」ですが、Snapdragon 888搭載機はSnapdragon 865搭載機よりも発熱が大きい、と言われていますが、ひょっとするとこれが関係しているのかもしれません。
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