Google Geminiに動画生成機能が追加される可能性?コード内に手がかりが

GoogleのAIアシスタント「Gemini」は、質問への回答やリマインダーの設定、メディアの操作、画像生成、スマートデバイスの制御など、多彩な機能を持つことで日常生活に欠かせない存在になっています。そんなGeminiに、新たに動画生成機能が追加される可能性が浮上しました。


Googleアプリのコード内に「videogen」の記述を発見

この情報を報じたのはAndroid Authority。Googleアプリの最新バージョン(16.6.23)を解析したところ、「videogen」というコード文字列が含まれていたことが判明しました。

「videogen」は「video generation(動画生成)」の略と考えられ、さらにGoogleアプリ内でGeminiを指すコードネーム「robin」とともに記述されていたとのこと。

さらに、「Working ……(作業中)」や「We will notify you when it’s ready(準備ができたら通知します)」といったフレーズも見つかっており、動画生成機能が現在開発中である可能性が高いと推測されます。


「Vids」とは別のアプローチか

Googleはすでに「Vids」というAIを活用した動画作成アプリを提供しています。Vidsはプロンプトを入力することで、プレゼンテーション動画を自動生成するツールですが、今回発見された「videogen」はVidsとは異なるアプローチの動画生成機能である可能性が高いです。


実装時期は不明、開発中止の可能性も

気になるのは、この機能がいつ正式にリリースされるのかという点です。しかし、現時点ではGoogleが動画生成機能を本当に提供するかどうかも不透明です。

Googleはこれまでにも開発中の新機能をテストしながら、最終的にリリースを見送るケースがありました。そのため、今回の「videogen」機能も最終的に日の目を見ない可能性もあります。

とはいえ、Geminiは最近も過去のチャット履歴を活用できる新機能を追加するなど、進化を続けています。動画生成機能が本当に実装されれば、AIによるコンテンツ作成の幅がさらに広がることは間違いありません。

タイトルとURLをコピーしました