Android vs. iPhoneの通信速度比較、実使用で早いのはどっち?最速はあの最新機種

国内・海外を問わずスマートフォン永遠の議論のテーマの一つである「Android vs. iPhone」。

ユーザー層の嗜好が違うのでそもそも比較自体が無意味との見方もありますが、どちらかを使用し続ける「不動」ユーザーもいれば、買い替えの時々でAndroidとiPhoneを行ったり来たり、という「浮動」ユーザーがいるのも事実。

そんな中、このAndroidとiPhoneを比較するうえで重要な性能の一つ、両者の通信速度につて興味深いリサーチ結果が掲載されていました。表非常に興味深い記事が見つかりました

OPENSIGNALという海外のリサーチ会社によるともので、まず、上のグラフは各メーカーのスマートフォンの5G通信速度と4G通信速度を比較したもの。

左の黄色いグラフはそれぞれの5G通信が4Gに対して何倍の速度が出ているかを示すもの。

ご覧のように、ここではAppleがNo.1となっており、同社の端末が4Gと5Gで最も大きな通信速度の差がでている、ということになります。

一方、右のグラフはそれぞれの実際の通信速度を表したもの。
LG、サムスン、Oneplus、Googleと比較してAppleは4G通信で最下位、5GでもGoogleに次ぐ遅さとなっています。
(Googleが5G通信で遅いのは同社の5G通信搭載モデル、Pixel 4a 5GおよびPixel 5GがSD765G搭載のミッドレンジだからではないかと思います。)

iPhone SE 2nd Genを除き、iPhoneの通信速度は世代ごとに順調にアップ

一方、以下は機種ごとの通信速度(全体)を比較したもの。

トップはサムスンの最新フラッグシップ、Galaxy S21 5Gで他機種と比較して頭一つ抜けている、とう感じ。

おなじS21シリーズでも上位機種のS21 Ultraより2割ほど通信が速い、というのも興味深いところです。

AndroidスマートフォンとiPhoneのベンチマークや動作比較などはよく見かけますが、通信速度を実使用で純粋に比較したデータ、というのは意外と少ないので今回の比較は結構貴重。

また、国ごとでそれほどこの結果が変わるとも思えないので、国内でのiPhone vs Android、もしくはAndroid同士での通信速度を知りたい場合も十分参考になるのではないかと思います。

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