ソニーモバイルの新型Xperia、Xperia 5 II。
au版とソフトバンク版のリリースまであと数日となりました。
(ドコモ版SO-52Aは1週間程度遅れるという噂もありますが信ぴょう性は不明)
このXperia 5 II、ディスプレイ解像度や3D ToFセンサーの有無以外、Xperia 1 IIより劣っている部分はほとんどなく、120HZ駆動など逆にXperia 1 IIにない機能もあるくらいです。
にもかかわらず、価格はXperia1 IIより2割前後安く、割高なXperia 1 IIと比べると色んな意味で魅力的な機種と言えそうです。
ただ、今回、このXperia 5 IIとXperia 1 IIでマイナーながら使い方よってはユーザービリティ―に大きな影響を与える可能性のある両者の違いが判明しました。
「サイドセンス」と「サイドセンスバー」の違い
その違いとはXperiaの独自機能「サイドセンス」についてで、以下はいずれもソニー公式サイトからのもの。
実はこのサイドセンスは大きく分けて2つのタイプがあり、Xperia XZ3、Xperia 1、Xperia 5、Xperia 1 IIなどの従来のフラッグシップはディスプレイの「側面」をタップすることでサイドセンスが機能します。
一方で、Xperia 10 IIやXperia 8、Xperia Aceといった廉価版Xperiaでは画面縁に表示される「バー」をタップすることで同機能が動作する仕様となっています。
そしてXperia 5 IIの場合、サイドセンスは後者のサイドセンス「バー」でのみ利用が可能な模様。
側面タップの「サイドセンス」タイプのものはディスプレイの端に何らかの別のセンサーが搭載されている可能性が高いと思われ、一方の「サイドセンスバー」のみのタイプはディスプレイのタッチセンサーがサイドセンス機能の認識センサーとして動作しているのではないかと思われます。(あくまで推測です)
よって、前者の方が生産コストは高くつくはずで、これまでこのタイプがハイエンドのみに限定されていたのはこれが理由とも考えられます。
一方、Xperia 5 IIも紛れもないハイエンド。
ですが、ひょっとするとXperia 1 IIから価格差をつけるためのコストカットでサイドセンス「バー」にした、という可能性もありそうです。
ちなみに正直に言いますと、私も最初はこのサイドセンス、「何じゃこの使いにくい機能は?」と批判的でしたが、一旦コツを掴み慣れると非常に便利。
今ではかなり重宝している機能でこれを搭載していない他機種を使うと逆に不便を感じるほどです。
一方、サイドセンス「バー」については今まで使ったことがなく、どの程度使用感が変わるのかは不明。
よって、これまでの側面サイドセンスになれていてXperia 5 IIへの機種変をお考えの方は、一度店頭の実機で使用感を確かめた方が良いかもしれません。
コメント
1 IIでも固定にして画面の内側で呼び出すようにすればサイドセンスバー出るよ
Xperia 1iiの側面に「何らかのセンサー」は搭載されていません。
Xperia 1iiもXperia 5ii も画面を触れることでサイドセンスを実現しています。
誤解が広まらないうちに訂正お願い致します。