Googleの最新Pixelモデル、Pixel 4およびPixel 4 XL。
国内でも24日の正式発表を前、23日に届いたという報告もみられ、ちょっと前田年のリリースとなったようですね。
さて、そんなPixel 4/4 XLですが海外ではちょっと謎な「仕様」が発覚し話題となっているようです。
ご存知の方も多いとは思いますが、このPixel 4シリーズの売りの一つはPixelとしては初となるディスプレイの90Hzリフレッシュレート。
従来の60Hzと比較して1秒間に画面が”リフレッシュ(更新)”されるレートが高いため、よりスムースな動作が特徴となっています。
ただ、このPixel 4シリーズではディスプレイが実際に90Hzのリフレッシュレートで動作するのは画面輝度が75%以上の時のみで、75%未満の時は自動/強制的に60Hzになることが判明しました。
いまのところ、この仕様はルートをとらない限り変更は不可の模様。
また、どうしてこのような仕様なのかについてはまだGoogleからの公式なコメントなどはありません。
ただ、あくまで仮説ですが、これはバッテリー持ち/消費を意識してのこと、という説も。
つまり、輝度75%以上で使用する際はどちらにしろバッテリー消費量が多い、つまり電池持ちを気にしない時なので、90Hzリフレッシュレートはこの時だけに有効化される、というもの。
なるほど。
ただ、例えば日中外の明るい場所で使用する際などはむしろ輝度は上げてもリフレッシュレートを下げることでバッテリー持ちはできる限り抑えたい、というケースもあるはずです。
つまり、輝度が高い→バッテリーを消費する→リフレッシュレートを落として電池消費量を相殺、という逆の考え方もできるので、どちらが正しいというのはないと思います。
いずれにせよ、現在の仕様だと一部のユーザーが不便を感じることになると思うので、できれば輝度とリフレッシュレートの設定を連動させない、もしくはユーザーがこの90Hz/60Hz切り替えの閾値を設定できるように改善してくれることに期待します。
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開発者向けオプションに「Force 90 Hz refresh rate」のon/off があります。