ファーウェイの初代フォルダブル・スマートフォン、Huawei Mate X。
同モデルの後継機となる、Mate Xsが開発中であることが明らかになりました。
GSMArenaが伝えたもので、これによるとMate XsはチップセットにKiron 990 5Gを搭載し、2020年3月のリリースが予定されているとのこと。
Kirin 990は同社の最新モデル、Mate 30/30 Proに搭載されているチップで、この5G通信対応版のKirin 990 5GもMate 30 Pro 5Gに採用されています。
ちなみに発表当初よりファーウェイの日本語ページにも Mate Xは掲載されていますが、発売予定についてはもう長い間「未定」のまま。
これはおそらく米政府による禁輸措置の影響。
Android OS自体はオープンソースなので米国の禁輸措置とは無関係に今後も搭載できるようですが、Google PlayストアやGmail、Youtube、GoogleマップといったGoogle系アプリ、サービスを使うには同社からのライセンスが必要とのこと。
よって、もし今後もこのライセンスを受けられなければ、Android OSを搭載していてもその要であるサービスが利用できないということになります。
また、先日ドコモが発表したAndroid 10アップデート予定機種に同社の夏モデル、Huawei P30 Proの名前はなく、ここしばらく日本ではキャリア版もSIMフリー版もファーウェイ製スマートフォンの新作発表は皆無です。
ただ、米中の輸出入交渉の中にはこのファーウェイに対する禁輸措置の解除・緩和も含まれているようで、トランプ米大統領の匙加減ひとつでどうにでもなりそうという気もします。
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