ソニーの新型Xperiaフラッグシップと言えばXperia 1 II。
一方で2020年リリース予定の国内向けミッドレンジXperiaとしては今のところXperia 10 IIがドコモとauからリリース予定、そしてひょっとすると国内SIMフリー機種としてもリリース可能性がある模様。
そんな中、ミッドレンジの未発表新型Xperiaについて興味深い情報がでてきました。
世界最大のディスプレイメーカーの人物によると、ソニーは現在、7.2~7.4インチでSM6350 (5G)搭載の新型Xperiaを開発中。このモデルは2020年後半にリリースされるようだが、ディスプレイは21:9ではない。
Gizmodechinaの記事下コメント欄に投稿されていたもので、元のソースは韓国語という事以外は不明。またこの手の情報は外れることも頻繁。よって、噂レベルの情報として受け取っておくことをお勧めします。
一方、この情報が信頼できるものと仮定するとまず、「世界で大きいディスプレイメーカーで働く人物からの情報」とのことで、これ、普通に考えればサムスンということになります。
Xperia 1やXperia 1 IIのOLEDは基本的にサムスンが供給しているようなので、同社内部の人間がこういった情報を入手している可能性はあると思われます。
新型Xperia Ultraの可能性も?
7.2~7.4インチのディスプレイ、となるとこれは普通の「スマートフォン」としては最大クラス、というかほとんどタブレットということに。
ただ、過去最大サイズのXperiaスマホと言えば6.4インチのXperia Z Ultraですが、そのサイズは179 x 92 x 6.5mmでした。
一方でXperia 1 IIは6.5インチで165.1 x 71.1 x 7.6 mmとZ Ultraとほぼ同じディスプレイサイズながら縦幅は1.4センチ短くなっています。
ということはベゼルをぎりぎりまで削ればXperia Z Ultraくらいの端末サイズで7インチ以上のディスプレイを搭載することは十分可能ということになります。
となるとこの新型XperiaはXperia Ultraに相当する機種、という可能性もありそうです。
さらに興味深いのはこのモデルのアスペクト比率が21:9ではない、という点。
さすがにXperiaのスクリーンが21:9以上に縦長になる可能性は低いと思われるので、比率的には一昔前の比率に近くなるのかもしれません。
SM6350 (5G)は未発表のミッドレンジ向け5Gチップ
なお、この新型Xperiaに搭載されるとされている「SM6350 (5G)」ですが、これは先日、Weibo上のユーザーがリークしたクアルコムの未発表チップの一つ。
ご存知のように、クアルコムはすでにミッドレンジ向け5G対応チップとしてSD765/765Gをリリースしていますが、SM6350は型番からするとSD6XXシリーズに属するはず。
となると、世代としてはSD765より新しいものの、ランク的には同チップの下位モデルということになりそうです。
コメント
久々に「Xperia ultra」の文字を見たような
179mm×92mmを全てディスプレイとすると
sqrt(92^2+179^2)/25.4→7.92
と、なるので充分可能性ありますね
横幅が長く持ちにくいケド逆に持ち易かったら「Ultra」ではない…