2021年の最新Xperia、と言えばすでにXperia 1 III、Xperia 10 III、そして機種名不明の5.5インチん新型Xperiaと少なくとも3モデルが存在することが判明しています。
一方、今年はMWC2021が6月まで延期となったためか、ソニーは恒例の2月末の新機種発表を行っておらず、まだ2021年モデルで正式発表された機種は1つもありません。
そんな中、この2021年版のXperiaの一つなるモデルの型番が発見されました。
3月1日付でユーラシア経済委員会の認証を通過していたもの。
「XQ-BC72」、という型番で昨年のXperiaは3つ目のアルファベットが「A」だったので今回の「B」は2021年モデルを表しているとみて間違いないと思われます。
一方、2020年版Xperiaは:
XQ-ADXX: Xperia L3
XQ-AQXX: Xperia Pro
XQ-ASXX: Xperia 5 II
XQ-ATXX: Xperia 1 II
という型番で、「C」を冠する型番はありませんでした。
一方、最近発見されたXperiaといえば、先日、「XQ-BT52」という型番のXperiaのベンチマークスコアがGeekbench上で発見されています。
このモデルはSnapdragon 690、6GB RAMを搭載しておりミッドレンジであることは間違いなく、Xperia 10 IIもしくは5.5インチのコンパクトXperiaモデルのもの、ということに。
つまり同モデルがXperia 1 IIIではないことは確実で「T」がXperia 1シリーズを表しているものではない、ということにもなります。
一方、昨年のXperiaではXperia 1 IIでXQ-AT72、Xperia 5 IIでXQ-AS72という型番が存在しいずれも中国、香港、台湾版のいずれかのモデル。
一方、昨年のXperiaミッドレンジには型番に「7」を冠したものはありませんでした。
よって、このパターンからするとこのXQ-AC72はミッドレンジ(つまりXperia 10 IIIもしくは5.5インチ小型Xperia)ではなく、中国、香港、台湾いずれか向けのハイエンドモデル、Xperia 1 IIIのもの、という可能性が高そうです。
ちなみにソニーの未発表モデルサーバー上からXperia 1 III、10 III、コンパクトXperiaに該当すると思われる3つのOEM IDが発見されていますが、「型番」については公的機関から発見されたのはこれが今年初めて、ということになります。
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