Googleの2021年最新OS、Android 12。
先日、開発者向けプレビュー版がリリースされ、搭載「されそう」な様々な機能が分かってきました。
その中にちょっと興味深い「新機能」が含まれていることが判明しました。
ハプティックジェネレーター=ダイナミックバイブレーション?
以下はAndroid公式デベロッパー向けサイトに掲載されていたもの。
HapticGenratorと呼ばれる機能。
これが正式名称かは不明ですが、海外サイトmintによると:
Haptic-coupled audio effect: In Android 12 apps can provide audio-coupled haptic feedback through the phone’s vibrator. The vibration strength and frequency are derived from an audio session, allowing developers to create more immersive game and audio experiences. For example, a video calling app could use custom ringtones to identify the caller through haptic feedback, or developers could simulate rough terrain in a racing game.
ハプティック・オーディオ効果:Android 12ではアプリがスマートフォンのバイブレーション機能を介してオーディオ結合されたハプティック(触覚)フィードバックを提供することが可能になります。オーディオ・セッションから派生した振動の強さや周波数により、開発者はより没入感のあるゲームやオーディオ体験を提供することができます。例えば、ビデオ通話アプリでは、カスタム着信音を使用して、ハプティック・フィードバックを介して発信者を識別したり、といったことも可能に。また、レース・ゲームなどでは荒れた地形を走行中に振動を発生させ、シミュレートすることができるようになります。
要は音楽やゲームなどのオーディオに合わせてバイブが作動することで「臨場感」を提供するという機能。
Xperiaは早すぎた?
これ、Xperiaユーザーの方ならピンと来るはずです。
そう、Xperia XZ2シリーズから搭載された「Dynamic Vibration System (ダイナミック・バイブレーション・システム)」とほぼ同じ機能だと思われます。
一方、このDynamic Vibration SystemはXperia 1 IIや最新のXperia 5 II、そしてこの感じだと次期Xperiaフラッグシップ、Xperia 1 IIIでも継続搭載されそうな雰囲気ですが、実際日常的に使っている、というユーザーは多くなく、どちらかというと「不評」という印象。
(少なくとも廃止されてもそれが理由でXperiaを買わない、という人はいないと思われ・・・)
よって、実用性という意味ではこのHapticGenratorも正直微妙な機能のような気はします。
ただ、ソニーが数年前にXperiaに搭載した機能をGoogleがOSレベルで搭載を検討している、という言うのは非常に興味深いところです。
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