Xperiaブランド名まだまだ強し!「2020年スマホ・オブ・ザ・イヤー」でXperia 1 II&5 IIがトップ10入り

2020年もあと半月ほど。
スマホ市場の成長はここ数年で確実に鈍化していると言われており、特に今年は新型コロナの影響もありました。

それでもXperiaからGalaxy、Pixel、国内ではAQUOSといった複数の機種が展開され、「機種数」という意味では決して例年より少なかったと言う印象は受けません。

一方、残りの2020年中に正式発表される機種はおそらくSD888搭載のXiaomi Mi 11シリーズくらいといった感じ。

そんな中、海外メディアのAndroid Policeが2020 phone of the year(2020年を代表するスマートフォン)を選ぶアンケート/投票を実施していました。

2020年スマホ・オブ・ザ・イヤー、価格重視が顕著に

以下はまだ途中経過:

まだ最終結果ではありませんが、意外なのは2020年版Pixelの中でも最廉価版となるPixel 4aがトップ、という点。

やはり価格を3万円台に抑えた過去最安値のPixel、という点が大きかったのでしょうか。

また、2位のPixel 5も「フラッグシップ」ではありますがスペック的にはミッドレンジ。

さらに3位もGalaxy S20シリーズのメイン3兄弟ではなく、廉価版のGalaxy S20 FEとなっており、1~3位までをミッドレンジ、もしくは準フラッグシップが占めるという状態になっています。

いずれにせよ、ユーザーの関心が「高スペック」から「低価格」に移ってきている傾向をよく表しているのではないでしょうか。

「2020年を代表するスマホ」=「人気スマホ」ではない

なお、今回の投票、かなり多くのメジャー機種がリストアップされていないという点に気づいた方も多いのではないでしょうか?

Galaxy S20、S20+、S20 UltraやXiaomi Mi 10シリーズといった海外ではかなり売れたはずの機種がノミネートすらされていません。

というのも、Android Policeは1週間ほど前に別記事でまずはノミネート機種を募り、膨大な数のコメントからこれらの機種を「受賞候補者」としてリストしたとのこと。

つまり、この受賞投票の前段階でかなり多くの機種が振り落とされており、ここにノミネートされただけでも結構な栄誉、ということに。

また、これはユーザーの興味の度合いや注目度と実際の売上台数が比例するものでない、という良い例ではないでしょうか。(単純に売り上げならばミッドレンジGalaxyがトップを占めると思います)

Xperia 1 II & Xperia 5 IIの両機種ともノミネート

となると注目すべきはXperia 1 IIとXperia 5 II。
12位中9位と10位と下位ながらエントリーできた時点でかなり善戦しているということになります。

なにはともあれ、世界でのシェアが1%を切っていると言われ、赤字続きで一時は撤退すらも噂されたXperiaのフラッグシップ2モデルが両機種ともエントリーしている、というのは結構すごいことのような気がします。

また、Xperia 1 IIはともかくとして、同モデルの「小型版」として存在感が比較的薄いと思われたXperia 5 IIまでがノミネートされているのは個人的にはさらに意外です。

Xperiaはやはり国内だけでなく、海外でもまだまだブランド名が根強く残っており、買わずとも「気になる」ユーザーが多いのは確かなのではないでしょうか。

そう考えるとXperiaは今後、製品展開の仕方次第ではまだまだシェア奪還の可能性があるような気がします。

ソース

コメント

  1. 通りすがり より:

    このサイト、Androidを冠してるのに殆どXperiaしか取り上げてないよね
    XPERIANEXTに改名したら?

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