先日ドコモが発表した新料金プラン「ahamo (アハモ)」。
20GBデータ+5分以内の通話無料で月2980円というMVNOにも引けを取らないお得なプランを打ち出してきました。
一方、auとソフトバンクは1か月以上前にそれぞれのサブブランド、UQ MobileとY!mobileから格安新プランを発表しており、これで「一応」は総務省の要求した値下げしたプランが出そろった、ということになります。
一方、私最近キャリアのプラン関係の情報を追っておらず、すっかり出遅れた感じなのですが、今回自分の勉強の意味も含めてそれぞれのプランの詳細を比較・まとめてみたいと思います。
「ahamo」「スマホプランV」「シンプル20」比較
ドコモ ahamo |
au/UQ mobile |
Softbank/Y!mobile シンプル20 |
|
月額料金 | 2980円 | 3980円 | 4480円 |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB |
データ容量の追加 | 500円/1GB | ||
データ容量超過後 通信速度 |
1Mbps | 1Mbps | 1Mbps |
通話料金 | 1回あたり5分以内の 国内通話無料 5分を超過した場合 は30秒ごとに20円 |
30秒ごとに20円 |
1回あた10分以内の 国内通話無料 10分を超過した場合 は30秒ごとに20円 |
手数料など | なし | 新規・MNPの 場合は3000円 |
新規・MNPの 場合は3000円 |
変更手続き | プラン変更 (ただし5月まで はMNP手続き) |
UQ mobileから 以外はMNP |
Y!mobileから 以外はMNP |
家族割 | なし | 500円 | なし |
提供開始時期 | 2021年3月 | 2021年2月 | 2020年12月下旬 |
海外ローミング | 15日まで無料 (データ容量に 含まれる) |
有料 | 有料 |
契約 | ネットのみ | ネット・実店舗 | ネット・実店舗 |
こう見ると圧倒的にお得なのはドコモのahamo。
唯一損得が分かれるのは通話の仕方で、つまり5分以上の通話を頻繁にする、というユーザーでない限りスマホプランVやシンプル20を選ぶメリットはほぼ皆無、といった良い状態。
ただ、ドコモのahamoはauとソフトバンクに対して「後だし」のプランで、このままだとahamo開始となる3月以降にかなりユーザーを奪われることは百も承知のはず。
何らかの対抗プランを今後出してくる可能性は十分にあると思われます。
コメント
むしろ後出し出来ると他の2社は知っていたはずなのに、あの値段。
あれで誤魔化せると思ったのか、それとも後で追加で値下げすればいいと思ったのか。
どちらにせよ、先行2社はユーザーをかなり小馬鹿にした発表だったのは間違いない。