今月中旬に正式発表されることがほぼ確実な新型iPhone、iPhone 12シリーズ。
価格も6万円台~になると言われており、タイミングも重なってか、アナリストの事前予想ではかなり売れ行きは良くなる、と言われています。
そんな中、Androidユーザーに対してこのiPhone 12シリーズについての興味深いアンケート結果が掲載されていました。
Androidユーザーの1/3がiPhone 12を購入予定?

次回の買い替えの際、現在のAndroidスマートフォンからiPhone 12に乗り換えますか?という質問で、全体の1/3が乗り換える、と回答しています。
もちろんこれは「予定」であって実際のAndroid→iPhoneへの移行率を反映しているとは限りません。
それでもまだiPhone 12シリーズが未発表の現時点でAndroidユーザーの1/3が次の買い替え時期にiPhoneの購入を予定している、というのはちょっと意外です。
さらに興味深いのはその理由。

iPhone 12(シリーズ)に乗り換える理由は?という質問で、なんと全体の半分以上がより長期間のソフトウェア・サポート、と回答しています。
これは当然OSアップデートを指していると思われますが、その下の「より良い機能」(カメラ、スペック、デザイン)を理由としているユーザーが比較的少ないのもちょっと意外。
確かにAndroid OSとiOSを比較するとそのアップデート・サポート期間は雲泥の差。
Android端末の場合、フラッグシップでも平均2回のアップデート、ミッドレンジやエントリーモデルだと1回のOSアップデートが標準的となっています。(Galaxyフラッグシップは今後3年のOSアップデートを約束、Xperiaについても同様の噂はありますが)
一方、iPhone/iOSの場合、最低でも4年間のOSアップデートが提供されており、今回のアンケート結果はユーザーにとってサポート期間の長さがいかに重要か、という点が良く表れていると思います。
また、2番目に多い理由として「より優れたプライバシー保護」となっていますが、これも無視できない点だと思います。
いずれにせよ、多くのスマホユーザーがiPhoneを選ぶ理由、というのはハード面というよりは「ソフト面」ということが明らかに。
これは特定メーカーだけではなくAndroidスマホのOEM全体の問題として改善に取り組んで欲しいですね。