クアルコムの次世代チップ、Snapdragon 875。
12月発表と言われており、2021年リリースの次期Xperia、Xperia 1 IIIやGalaxy S21、その他ほぼすべてのハイエンドモデルに搭載されることになる同チップですが、この「ライバルチップ」となるのがサムスンのExynos 1000で一部の国・地域でリリースされるS21シリーズに搭載されると思われます。
そして今回、このSD875およびExynos 1000、両チップのベンチマークスコアが明らかになった模様です。
GSMArenaが伝えたもので、これによるとSD875、Exynos 1000のGeekbenchにおけるベンチスコアは:
Snapdragon 875:
シングルコア:1159、マルチコア:4090
Exynos 1000:
シングルコア:1102、マルチコア:4113
とのこと。
SD865のスコアは大体850/3100前後なので、3割前後の性能アップ。
一方、Exynos 1000の前チップ、Exynos 990はシングルコアが800程度、マルチコアが2700程度なのでマルチコアに関しては約5割も性能がアップ、ということに。
結果、誤差の範囲ではありますが、Exynos 1000はSD875のスコアを上回っています。
ご存知の方も多いとは思いますが、Exynosチップはここ数世代に渡ってSD800番台のチップより2割ほどベンチマークスコアが劣るという状態が続いており、バッテリー消費も多いと言われていました。
が、今回の結果を見る限り、Exynos 1000はSD875以上、そうでなくともほぼ対等の性能となりそうです。
ただ、GSMArenaいわく、今回の情報はベンチスコアのスクリーンショットすらない状態なので、信ぴょう性は不明。現時点では鵜呑みにはしない方が良さそうです。
コメント