2020年版の新型Xperia、と言えばWMC 2020での正式発表が期待されているXperia 1の後継機。
同モデルについてはSnapdragon 865搭載で5G通信対応、4Kディスプレイを搭載することはほぼ確実と言われています。(ドコモから「春モデル」としてリリースの可能性も?)
一方、この次期Xperiaとは別に最近色々な噂が多いのが6カメラを搭載すると言われている未発表モデル。
“Xperia 0″という機種名の噂もあり、MWCではなく9月のIFAでのリリース発表される可能性も示唆されています。
ただ、このヘキサカメラXperiaについてちょっと残念?な新情報がESATO上に投稿されていました。
6カメラの新型Xperiaが開発されていたことは事実?
There used to be a hexa cam set up
But kimio maki banned it
And the set up included 2 versions
Monochrome wide or fixed focus lens telescope
Hoya telescope solution also tested.
複数の投稿に分かれた情報なので、重要な部分のみを抜粋するとまず、ヘキサカメラの新型Xperiaの開発予定は存在した。ただ、槙公雄氏(ソニーモバイル副社長/開発責任者)によって中止された、とのこと。
そういえばXperia XZ3の後継機として展開されるはずだった”Xperia XZ4”もソニーモバイルの新体制下で開発が中断され、Xperia 1はその後に別機種として再開発されたという情報もありました。
槙公雄氏が現在のポジションに就いたのは昨年の夏ごろだったと思いますが、この6カメラXperiaの計画・開発はすでに昨年の時点であったのかもしれませんね。
HOYA望遠レンズ搭載も検討「されていた」
また、この開発が中断されたXperiaのカメラではモノクロ広角レンズを搭載したバージョンと固定焦点レンズを搭載した2つのバージョンが存在し、HOYA社製の望遠レンズの搭載も検討されていたとのこと。
HOYAは私も名前くらいしか知らない企業ですが、創業当時は軍需向けの光学レンズなどを製造していたようです。
しかしその後はガラス食器や医療用レンズ、メガネレンズなどを中心に製造、2008年にペンタックスを吸収合併しています。(詳しくはWikipediaをご覧ください)
ただ、スマートフォン業界で同社のレンズを採用したという例は聞かないので、もしXperiaが同社製望遠レンズを搭載していれば結構おもしろいことになったような気もします。
開発中止となったヘキサカメラ搭載Xperiaのスペックは・・・
リアカメラ
・20MP F2.4 16mm
・44.8MP F1.2~2.4 26mm 1.22umもしくは1.25um
・16mp f2.4 52mm
・8MP f2.4 135mm
・12.2MP f1.2~2.4 26mm 2um
・0.48MP 1/2.3 ToF
フロントカメラ
・10MP 1/3.06
・0.307MP 1/2.8 ToF
ちなみに以下は6月にMax J氏がリークした6眼カメラの内訳
今回の情報の方が詳細な部分まで記載されていますが、基本的なスペックは両者一致しています。
一方、ESATO上の投稿では10MPと0.307MP(ToF)については5G Xperiaのプロトタイプにも搭載されていた、とあります。
先にお伝えした5G Xperiaの画像に写っている2つの前面カメラはこれでしょうか?
6カメラの新型Xperiaは「再開発」されている可能性も
一方、今回の情報が正確なものだとしても、今後も6カメラ搭載Xperiaがリリースされない、ということではない可能性も。
というのも、数日前には有名リーカーのZackbucks氏が:
4Kディスプレイ、5G通信対応、そして6カメラを搭載した新型Xperiaについて言及しています。
6眼カメラ自体は前述のMax J氏からの情報だったとしても同モデルに4K画面、5G対応というのは同氏からのオリジナルの情報だと思われます。
よって、これに関しては以前とは異なるチャンネルから入手された「新」6カメラXperiaの最新情報という可能性もありそう。
となると、先述のXperia XZ4とXperia 1の関係のように開発を一からやり直して別モデルとして展開する可能性は十分にあると思われます。
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