ソニーモバイルの最新フラッグシップモデル、Xperia 1 II。
同モデルのau版、SOG01でアップデート関連の不具合が発生しているようです。
Xperia 1 IIで最新ファームウェアへのアップデートができない
一つ目の不具合は7月30日に配信された最新ファームウェアへのアップデートができない、というもの。
このアップデートはRAW画像の保存への対応や7月分セキュリティーパッチなどが含まれているもの。
具体的には旧ファームウェアを搭載している状態でソフトウエアの更新画面を開いても「本体ソフトは更新済みです。最新の状態です。」との表示でがでて、最新のファームウェアバージョン、「58.0.C.7.41」へのアップデートができない、という状態の模様。
価格.comなどを中心に複数の報告が上がっています。
一方、問題なくアップデートが完了しているユーザーも多数いるのは事実で、どうやらこの問題、アップデート前にインストールしてあるファームウェアバージョンが関係している模様。
Xperia 1 II SOG01には今まで合計4つのファームウェアが存在:
・58.0.C.3.95 (初期ファームウェア)
・58.0.C.6.2
・58.0.C.6.9
・58.0.C.7.41(最新)
私はau版を所持していないので確かなことは言えませんが、報告から総合的に判断すると、アップデートができないのはその時点で搭載しているファームウェア・バージョンにより模様。
具体的には、ファームウェアバージョンが初期ファームウェア(58.0.C.3.95)の状態だとアップデートができないようです。
確か、Xperiaのファームウェアの場合、リリース順にアップデートをしていく必要があるはず。
そういった意味で、一気に「58.0.C.3.95」→「58.0.C.7.4」にできないのは普通ですが、
それでも「58.0.C.3.95」→「58.0.C.6.2」→「58.0.C.6.9」→「58.0.C.7.41」と、順番にはできるはずで、「最新の状態です」となるのはやはりおかしいはずです。
改善方法:
この問題、まだ公式には認識されていないようで、これといった公式対処法もありません。
ただ、価格.comのユーザーさんの報告ではXperia Companionの「ソフトウェアの修復」をしたところ、問題なくアップデートができるようになった、という報告が何件かあります。
ただ、これにはパソコンが必要となるので、ない方はau側の対応待ち、ということになりそうです。
アップデート後(中)に文鎮化
ソフトウェア・アップデートの最終段階で再起動ループを繰り返し文鎮化する、という症状。
「再起動をしたらアップデート完了です。」のメッセージが出たため再起動ボタンを押した所、
価格.com
その後2時間以上に渡って無限に再起動をずっと繰り返していて操作を受け付けなくなってしまった。
正確に言うと起動直後の5秒くらいは操作可能だけど、すぐに「システムアップデートの完了中…」の通知が出ると同時に操作を受け付けなくなり、次の再起動が始まってしまう。
同じau版向けのビルド番号、58.0.C.7.41へのアップデート時に発生する模様ですが、上のアップデートできない症状に比べると報告数は限定的です。
ただ、一旦この症状がでると修理対応しかない模様です。
コメント
アプデ後の不具合と言えば昔はアアアッローズだったのに今はエクスペリアなんだな
時代が変わったな