MM総研が2019年の上半期国内出荷台数を発表していました。
トップはアップルの44.6%で2位にAQUOSのシャープ、3位がGalaxyのサムスン、4位がXperiaのソニーモバイル、そして5位がarrowsなどの富士通となっています。
以下は2018年同期の出荷台数シェア。
2018→2019年の上半期比較ではAppleがシェアを数%伸ばしているいるのが分かります。
一方で2018年には「その他」のランク外だったサムスンが2019年ではシェア3位となり、わずかながらXperiaのシェアを上回っています。
この傾向は調査会社IDC Japanによる2019年第2四半期(4~6月)の日本国内市場シェアでも見られましたが、半期単位でGalaxyがXperiaのシェアを上回ったのは少なくともここ数年では初めてだと思われます。
SIMフリースマートフォンは?
一方、以下はSIMフリースマホの出荷台数シェア。
Huaweiが1位を獲得。米政府による禁輸措置で売り上げ減少が伝えられているファーウェイですが、少なくとも今年前半の国内出荷台数への影響は限定的だった模様。
ただ、輸出規制の影響が本格的に出だしたのは夏以降だと思われるので下半期では大きくシェアを落とす可能性も高いと思われます。
また、Oppoが5位に食い込んできており、今秋にリリースされたReno Aもかなりの人気機種。上半期ではさらにシェアを伸ばす可能性もありそうです。
なお、スマートフォン出荷台数前代としては前年同期比7.5%減の1,286.1万台。これは前年同期の6.6%減を上回る減少ペースということになります。
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