ドコモが本日正式発表をした7機種の5G通信対応スマートフォン。
Xperia 1 IIやGalaxy S20、AQUOS R5Gといった「レギュラー組」からarrows 5Gのように久々のハイエンドモデルまで、非常に興味深いラインナップとなっています。
一方、間もなく各キャリアで開始となる5Gサービスにおいて気になるのは以前の4Gと比較したバッテリー持ちの変化。
もちろん、これは実際にサービスを使用してみないと分からない部分も多いと思いますが、1週間後の3月25日に発売となるGalaxy S20 SC-51AとAQUOS R5G SH-51Aについてはすでに詳細スペックが明らかになっており、電池持ちについての情報も掲載済みとなってiいました。
Galaxy S20 SC-51A | AQUOS R5G SH-51A | ||
連続待受時間 | 4G | 320時間 | 380時間 |
連続通話時間 | 4G (VoLTE(HD+)) |
1380分 | 1430分 |
4G(VoLTE) | 1380分 | 1500分 | |
4G (VoLTE: ビデオコール) |
360分 | – | |
電池持ち時間 | 5G | 105時間 | 100時間 |
4G(LTE) | 115時間 | 125時間 | |
バッテリー容量 | 4000mAh | 3730mAh | |
ディスプレイサイズ | 6.2インチ (OLED) | 6.5インチ (IGZO) | |
画面解像度 | Quad HD+ | Quad HD+ |
両機種の電池持ちを比べるとなかなか興味深い結果に。
4GではAQUOS R5G優秀、5GではGalaxy S20が優秀
まず、AQUOS R5GはディスプレイサイズがGalaxy S20よりも大きい一方で、バッテリー容量は小さくなっています。
よって、普通に考えればAQUOS R5GはGalaxy S20よりもバッテリー持ちは悪いはずですが、4G通信時はAQUOS R5Gの方が1割弱バッテリー持ちが長くなっています。
一方、5G通信になるとこれが逆転。若干ではありますが、Glalaxy S20の方が電池持ちが良くなっているのが分かります。
両モデルは同じCPU、同じ通信モデムチップを搭載していますが、やはりアンテナやその位置などによってバッテリー消費量に差がでる、ということでしょうか。
なお、5G通信時と4G通信時のバッテリー持ちの違いも興味深いところ。
Galaxy S20では5G通信時に1割程度バッテリー持ちが悪化するだけですが、AQUOS R5Gは2割以上の悪化。
Galaxyは昨年から5Gモデルを展開していますが、AQUOSではこのモデルが初の5G対応機種。ひょっとするとこの辺が経験値の差、なのでしょうか。
いずれにせよ、5G通信時と4G通信時のバッテリー持ちの違いは全体として1~2割程度に収まりそうですね。
気になるXperia 1 IIのバッテリー持ちはどうなる?
ちなみに国内ではおそらく人気No.1となるであろうXperia 1 II。
まだバッテリー持ちの情報は掲載されていませんが、同モデルはディスプレイサイズはAQUOS R5Gと同じながら、バッテリー容量は大きくなっています。
ただ、Xperia 1 IIのディスプレイ解像度がAQUOSより高いので、全体としては同じくらいのバッテリー持ちになる可能性が高そうです。
コメント
バッテリーに関しては公式表記はあてにならないでしょう。