海外ではすでに発売済みとなっている国・地域も多いサムスンの新型Galaxyフラッグシップ、Galaxy S20シリーズ。
Galaxy S20、S20+、S20 Ultraの3モデル展開となっていますが、今回、この最上位モデルS20 Ultraの製造コストの内訳が判明した模様です。
Tech Insightsによるもので、これによるとGalaxy S20 Ultraの製造に必要な部品のコストは合計で528ドル。
米国でのGalaxy S20 Ultraのベースモデル(128GB)の価格は1400ドルなので、4割弱が同モデルの部品代、ということになります。
さらに内訳をみると興味深いのはカメラ部品のコスト。約108ドルと全体の1/5を占めていることが分かります。
2番目に比率が高いのはCPUでこれはSnapdragon 865もしくはExynos 990のこと。
ちなみに以下は昨年のフラッグシップ、Galaxy S10+の部品コスト内訳↓
S10+ではCPU関連の部品が一番大きな割合を占めており、カメラ部品のコストは3番目。
つまり、雑な計算をすればGalaxy S10+もGalaxy S20 Ultraもカメラを除けば生産コストはあまり変わらないということに。
ちなみに去年の今頃には5G対応スマートフォンはそれだけで製造コストが1.5万円以上アップする、といわれていましたが、いまのところ、他機種を見ていてもそこまで5G通信への対応で端末価格が値上がりしているという印象は受けません。
ちなみにこのGalaxy S20シリーズの国内リリース予定ですが、今のところS20とS20+がドコモとauから発売されることは認証通過情報などから確実。
一方、現時点でまだS20 Ultraの認証通過情報がない、ということは少なくとも同時期に国内リリースされる可能性はかなり低そうです。
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