SD865搭載で5G通信対応が確実と言われている2020年モデルの新型Xperiaフラッグシップ。
Xperia 1の後継機(Xpeira 1.1?)としてMWC2020での正式発表が予想されているこの次期Xperiaのカメラ周りについてちょっと興味深い情報がでてきました。
いつも通り、噂レベルの情報ではありますが、内容としては「次期iPhoneだけでなく次期XperiaにもIBISが搭載される」というもの。
IBISは”in-body image stabilization”の略で、日本語で言うと「センサーシフト式手ブレ補正」。
一般的な光学式手振れ補正ではジャイロセンサーがカメラの動きを検知した際に「レンズ」を動かすことで画像のブレを防ぐのに対し、センサーシフト式手ブレ補正ではレンズではなく、センサー自体を動かす、というもの。
これ、本日、DIGITIMESが2020年モデルの次期iPhone (iPhone 12)にはセンサーシフト式手振れ補正技術が採用される、と伝えたことを受けての投稿だと思われます。
なお、光学手振れ補正とセンサーシフト式手振れ補正は画質の面では大きな違いはないとのこと。
ただ、光学手振れセンサーはスペースを大きく取ること、そしてそのために対応可能なレンズが限られるとのことです。
一方、センサーシフト式手振れ補正はどんなレンズとも対応が可能なので、今まで難しかった超広角レンズにも搭載が可能とのこと。
Enabling OIS requires a compatible lens and, while this isn’t an issue with the main and telephoto cameras, it means a stabilized ultra-wide-angle shooter is hard to achieve on a phone.
phoneArena
Sensor-shift hardware, on the other hand, depends solely on the sensor and can be combined with any lens. This will, therefore, make it easier for Apple to move ahead with its plans to add image stabilization to the ultra-wide-angle camera.
確かにトリプルカメラ搭載のXperia 1とXperia 5は広角(標準)と望遠カメラに光学式手ブレ補正を搭載されていますが、超広角カメラには非搭載。
(Xperia 1/5の手ブレ補正機構は全体としては光学式と電子式の「ハイブリッド手振れ補正」と言われています)
もし今回の情報が正確なものだとすると、次期Xperiaでは超広角カメラにはセンサーシフト式手振れ補正機能が搭載される、という可能性もありそうです。
また、ざっと調べた限りでは「超広角レンズ」に光学式あるいはセンサーシフト式手振れ補正を採用しているスマートフォンはなく、他のレンズにも IBIS技術自体を採用している機種も皆無の模様です(絶対とは言い切れませんが)。
ちなみにこの2020年版新型Xperiaのカメラセンサーについては先日、12MPの1/1.5インチセンサーが搭載されるという可能性も浮上。
また、これとは別に同機種に搭載のトリプルカメラの構成は大型センサー+高解像度センサー+モノクロセンサーになる、という情報もでてきています。
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