ソニーモバイルの最新フラッグシップ、Xperia 1 III。
そしてすでに国内でもリリース済みのサムスンのフラッグシップ、Galaxy S21シリーズ。
とりあえず国内のSD888搭載モデルとしては今年の主力モデルとなるであろうこれら2モデルですが、両者の性能の違いについては気になるところ。
そんな中、このXperia 1 IIIおよびGalaxy S21 (シリーズ)の間には少なくともベンチマークスコア上では結構大きな差があることが判明しました。
Xperia 1 IIIのベンチマークスコア
Xperia 5 III(XQ-BQ52)が一つ混じっていますが、全体としてはほとんどのマルチコアスコアは3500~3600ポイント台となっています。
Galaxy S21 (シリーズ)のベンチマークスコア
同シリーズのベンチマークスコアはすでに大量にあり、これは期近のごく一部のもの。
ただ、他のスコアを見ても平均で3100~3200ポイント台が大半で、3400ポイント台を記録しているものはごく稀です。
つまり、Xperia 1 III(おそらくXperia 5 IIIもですが)とGalaxy S21シリーズとでは少なくともベンチマークスコア上では1割前後の性能差がある、ということになります。
ただ、これはXperia 1 IIIのベンチマークが他のSD888搭載機と比べて特に高い、というわけではなく、その逆。
Galaxy S21シリーズのスコアがSD888搭載機としては他よりも低くなっています。
なお、Galaxyフラッグシップのベンチマークスコアが他のライバル機種より低め、というのはSD865搭載のGalaxy S20シリーズでも同様の傾向がみられ、その理由・原因についてははっきりとしません。
また、この低めのベンチマークスコアが実使用での体感速度に反映されているという報告もほぼ皆無なので、特に気にする必要はないとは思います。
ただ、その理由についてはやはり気になるところ。発熱などを抑えるためにGalaxyはファームウェアレベルでクロックダウンなどをしているのでしょうか。
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