Googleの最新OS、Android 11。
国内でもXperia 1 IIやXperia 5 II、Galaxy S20シリーズ、AQUOSなどなど、2020年の主要機種には大体アップデートが行き渡ったという印象です。
そんなAndroid 11の普及状況について興味深い最新情報が発見されました。
上のグラフはリサーチ会社、StatCounterのもので、これによると米国では3月時点でのAndroid 11搭載スマートフォンおよびタブレットは全体の25%を占めている、とのこと。
確かに、グラフをみるとAndroid 10が40%以上で依然として最も多いOSではありますが、それでも昨年の12月くらいからAndroid 10のシェアは急速に落ち、Android 11のシェアが急増しているのが分かります。
GSMArenaによるとこれは過去のAndroid OSで最速ペースとのことです。
日本でのAndroid 11普及ペースは遅め?
一方、以下は同期間の日本での推移。
ご覧のように、Android 11はまだ「その他」に分類されており、Android 11のシェアは10%未満といった感じ。
それでもその「その他」がここ3か月ほどで急上昇してきているのが分かります。
日本で販売されている機種を見ている限り、このAndroid 11で特にアップデートの提供が早くなったといった実感はありません。
ただ、考えてみると、確かにAQUOS sense4シリーズといった今まででは比較的アップデート提供時期が遅かったモデルにも早めにアップデートが提供されるといった変化が一部で見られるのも事実。
以前より、Android OSのアップデートの遅さは同OSの最大の課題の一つとも言われているので、アップデート普及ペースがアップした、というのはかなり良いニュースではないでしょうか。
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