格安5Gモデル、Dimensity 720搭載のGalaxy A32 5Gが発売へ、その実力は?AQUOS sense5G、Redmi Note 9Tとの比較

auから最新Galaxyモデル、Galaxy A32 5G SCG08のリリースが正式に発表されました。

このGalaxy A32 5G、海外ではすでに正式発表済みですが、既存Galaxyシリーズの中では最安の5G通信対応モデルとなっています。

Galaxy A32 5Gのスペック

  • ディスプレイ: 6.5インチ、HD+(720 x 1600)、TFT液晶
  • OS:Android 11
  • CPU:MediaTek MT6853 Dimensity 720 5G (7 nm)
  • メモリ: 4GB RAM
  • ストレージ容量:64 GB,
    microSDカード:対応(microSDXC最大512GB)
  • リアカメラ:クアッドカメラ、48MP(標準) f/1.8, 26mm 1/2.0″ 0.8µm PDAF)+ 8MP(超広角) f/2.2 123˚ 1/4.0″ 1.12µm + 5MP(マクロ) f/2.4 (macro)+2MP(深度)f/2.4
  • フロントカメラ:13MP f/2.2
  • バッテリー容量:5000mAh
  • 端末サイズ:164×76×9.1mm
    重量:209g
  • 防水防塵
  • SIM:nanoSIM
    カラー:ブラック、ホワイト、ブルー

このGalaxy A32 5G、興味深いのはExynosでもSnapdragonでもないMediatek製チップを搭載していると言う点。

Galaxy A32 5Gの性能は?

このGalaxy A32 5G、国内では馴染みのないDimensity 720搭載という事もあり、その性能が気になる方も多いのではないでしょうか?

同モデルのau版のベンチマークスコアはまだ未発見ですが、海外版のものはすでに複数Geekbench上に掲載されています。

海外版Galaxy A32 5Gのベンチマークスコア

AQUOS sense5Gと比べると?

同モデルのGeekbenchでのマルチスコアは1500ポイント台中盤、といったところで、クアルコムのミッドレンジ向け5Gチップ、Snapdragon 690より少し劣ると言った感じ。

ドコモ版AQUOS sense5G SH-53Aのベンチマークスコア

という事は国内ではドコモやソフトバンクが展開しているSD690搭載機、AQUOS sense5Gよりも若干性能は劣る、という事になります
(おそらく今春にリリースのXperia 10 IIIにもSD690が搭載)

なお、同モデルはどうやらサムスンの公式ページが少しフライング気味に発表したもののようで、auの公式サイトには現時点では掲載されていません。(おそらく今日の午後掲載?)

そのため、正式な価格はまだ不明ですが、同モデルのヨーロッパでの価格は€79ユーロ(約3.55万円)。よっておそらく国内でも税込みで3万円以内には収まると思われます。

一方、先の性能が少し上になると思われるAQUOS sense5Gの価格はドコモ版が約4万円、ソフトバンク版が約4.3万円なので、このGalaxy A32 5Gも価格次第では十分sense5Gのライバル機種になりうると思います。

Xiaomi Redmi Note 9Tと比べると?

一方、AQUOS sense5Gよりもさらに強力なライバルとなりそうなのがソフトバンクが先日独占販売を発表したシャオミのRedmi Note 9T

こちらはこのGalaxy A32 5Gに搭載のDimensity 720よりワンランク上の「Mediatek Dimensity 800U」を搭載しておりベンチマークスコアは:

平均でマルチコアのスコアが1700台後半といった感じで、Galaxy A32 5Gはもちろん、SD690搭載のAQUOS sense5Gを上回っています

一方、このRedmi Note 9Tについて驚くのはその価格でなんと税込み21,600円。

もちろん、端末の良し悪しをCPUだけで語ることはできませんが、やはり国内スマホも韓国スマホも価格では中国勢にはかなわないと言った感じですね。

Galaxy A32 5G SOG08の発売日は?

なお、別にフライング掲載され、すぐに削除されたPRTIMESのプレスリリースによると、このGalaxy A32 5G SOG08は2021年2月16日に予約開始、そして2021年2月25日発売予定とのことです。

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