Xiaomi Redmi 9TとRedmi Note 9Tの徹底比較、どっちが買い?

本日シャオミが発表した最新モデル、「Redmi 9T」と「Redmi Note 9T」。

いずれも税抜きでは1万円台で、特にRedmi Note 9Tに関しては国内の既存5Gモデルとしては最安値、という事になります。

どちらも価格面では非常に魅力的で、どちらにするか迷ってしまう、という方も多いのではないでしょうか?

一方、似た名前の両者ですが、かなり大きな違いがあるのも事実なので、その違いをまとめてみたいと思います。

Xiaomi Redmi 9T vs. Redmi Note 9T 徹底比較

Xiaomi Redmi 9TとRedmi Note 9Tのスペック比較

  Redmi 9T Redmi Note 9T
基本仕様
OS種類 MIUI 12(Android 10準拠)
CPU Qualcomm
Snapdragon 662
Mediatek
Dimensity 800U
メモリ 4GB + 64GB
LPDDR4X RAM
UFS 2.1 ストレージ
インターフェース USB Type-C
外部メモリ最大容量 最大512GB
バッテリー容量 6000mAh 5000mAh
画面性能
画面サイズ 6.53インチ
画面解像度 2340×1080
パネル種類 LCD
カメラ
背面カメラ画素数 メイン:約4800万画素
超広角:約800万画素
マクロ:約200万画素
深度:約200万画素
メイン:約4800万画素
マクロ:約200万画素
深度:約200万画素
前面カメラ画素数 800万画素 1,300万画素
4K撮影対応 非対応 30fps
サイズ・重量
幅x高さx厚み 162x77x9.6mm 162x77x9.1mm
重量 198g 199 g
カラー オーシャングリーン
カーボングレー

ナイトフォールブラック
デイブレイクパープル

機能
耐水・防水 非対応
イヤホンジャック あり
おサイフケータイ/FeliCa 非対応 対応
センサー 加速度センサー
電子コンパス
周囲光センサー
近接センサー
振動モーター
4Gバンド

1,2,3,4,5,7,8
18,19,20,26,28
38,40,41

1,2,3,4,5,7,8
11,17,18,19,21
25,26,28,38,39
40,41,42

Bluetooth Bluetooth 5.0
NFC    
5G 非対応 対応
無線LAN規格 802.11 a/b/g/n/ac
SIMカード デュアル シングル

両者スペック面では共通の部分もかなり多いのですが、主な違いをまとめると:

  • Redmi 9Tは4Gモデル、Redmi Note 9Tは5Gモデル
  • Redmi 9TはSIMフリーモデル、Redmi Note 9Tはソフトバンク専売モデル
  • Redmi 9TはFelica非搭載、Redmi Note 9Tは搭載
  • Redmi 9TはデュアルSIM、Redmi Note 9TはシングルSIM
  • Redmi 9TはSnapdragon 662、Redmi Note 9TはDimensity 800U
  • Redmi 9Tは超広角カメラ搭載のクアッドカメラ、Redmi Note 9Tは非搭載のトリプルカメラ
  • Redmi 9Tは4K動画撮影非対応、Redmi Note 9Tは対応

Redmi 9T(SD662)とRedmi Note 9T(Dimensity 800U)の性能・ベンチマーク比較

以下はNotebookのベンチマーク性能比較表からのもの

SD662Dimensity 800U
Geekbench 5.3
(シングルコア)
316598
Geekbench 5.3
(マルチコア)
13811778
Antutu 8.0
(トータル)
177145331094
Antutu 8.0
(CPU)
72273105171
Antutu 8.0
(GPU)
3418489035

ご覧のように、Geekbench上での性能差はDimensity 800UがSD662の1.5倍程度ですが、Antutuだと倍近い差。

特にGPU性能に関しては2倍以上のかなり大きな性能差があります。

Xiaomi Redmi 9TとRedmi Note 9Tの価格比較

Xiaomi Redmi 9Tの価格は税込21,600円、Xiaomi 9Tの価格は税込17,490円

Redmi 9TとRedmi Note 9T、どちらを選ぶべき?

SIMフリー端末は譲れないと言う場合はRedmi 9T、5G通信が必須という場合はRedmi Note 9Tとなることは言うまでもありません。

また、Felicaが必須という場合もRedmi Note 9Tということに。

一方、両者の価格差は4000円程度ですが、実際の性能、処理速度では2倍くらいの違いがありそうです。

というのもRedmi 9Tに搭載のSD662はかなり古いチップで、性能的にはXperia 10 IIよりも落ちます。
よって、ちょっとしたゲームなどで動作がカクつく、もたつくと言う可能性は十分にあります。

一方、Dimensity 800Uの性能は国内でも搭載モデルが複数あるSnapdragon 765Gと同程度で、昨年の時点では「ミッドハイ」レベルの性能。

ただ、Redmi Note 9Tに搭載のDimensity 800Uはまだ比較的新しいチップで、搭載機種も限定的。
よって未知数な部分もあるので、そういった意味で実使用での実力について不安を感じます。

また、両者ともメモリは4GB RAMで、AQUOS sense4のようにチップ性能に対しメモリ不足で動作に支障が出ると言う可能性も。

そう考えると全体のスペックからしてSD662でも十分という考え方もできます。

https://sumahoinfo.com/case/xiaomi-redmi-9t-case/

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