今年の年末年始はおとなしく家でステイホーム年越し、それに向けて自宅の年末大掃除を始めているという方も多いのではないでしょうか。
そんな比較的時間のありそうな年末、いい機会なので1年間お世話になったスマートフォンも「大掃除」をしてみてはどうでしょう。
もちろん端末外側の掃除も良いのですが、ここで紹介するのはスマホの「中身」、特に不要なアプリやデータの「掃除」で、File by Googleを使った方法をご紹介します。
File by Googleを準備
File by Googleはその名前からも分かる通り、Googleが提供する純正アプリ。スマホのホーム画面やアプリ一覧画面では下のようなアイコンと共に「File」という名前で表示されているはずです。
このFileアプリ、機種によってはプリインストールしてあるようですが、そうでない機種もある模様。
ただ、基本的にはどの機種にも対応しており、Playストアからダウンロード・インストールが可能です。
File by Googleで不要なアプリやデータなどを簡単削除
- 「File」アプリを開く
- 画面左下の「削除」をタップ
- 「重複」をタップすると端末内に保存されている同一のファイルが表示されるので、必要のないものを削除。
- 「古いスクリーンショット」をタップすると撮影してから一定期間経過しているスクリーンショットが表示されます。今後使わないものは削除してしまいましょう。
- 「使用していないアプリ」をタップすると4週間以上使用されていないアプリが表示されます。
ワンポイント・アドバイス:ここで迷う人は多いと思います。「最近使ってないけど使うかも」というアプリが複数あって消すのを躊躇する、というケース。
ただ、一つ言えるのは「最近使っていないアプリ」の大半は今後一年使う可能性もかなり低い、ということ。
もし削除してしまい、やはり必要となった場合は再インストールをして来年の「大掃除」で削除をしなければ良いだけのこと。
よほど確実な使う予定がなければ迷わず「断捨離」、削除してしまいましょう。
なぜ不要なアプリの放置が良くないのか?
比較的ストレージ容量の少ない旧型モデルやミッドレンジスマートフォンだと、いつの間にかストレージの空き容量が逼迫するというケースが少なくありません。
空き容量が少なくなると、端末の動作全体が重くなったり、フリーズの原因になったりすることもあり、場合によっては容量不足でアプリのアップデートができない、といったことも発生します。
また、空き容量が少ないとシステムの余計なプロセスが増えるとも言われており、そうなるとバッテリー持ちにも悪影響を与えます。
さらにアプリによっては全く使用していなくてもバックグラウンドで通信や何らかのプロセスを行うものがかなり多いです。
これはストレージだけでなくメモリやCPUへも余計な負担をかけることになり、バッテリーも消費。
さらに場合によっては不要なデータ通信量の増加の原因にもなります。
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