ソニーモバイルの2021年 新型Xperiaモデルと言えばXperia 1 III。
この次期Xperiaについては様々な噂も飛び交っていますが、例年通りのパターンであればSD888を搭載して2月~3月発表、そして5~6月にリリースとなるはず。
そして今回、このXperia 1 IIIのスペックに関するものと思われる興味深い暗号リーク情報がEsato上に投稿されていました。
この人物は過去にはかなり難解な暗号ヒントでのリークをいくつも流しており、私が知っている限りでは情報はすべて正確なものでした。
つまり今回の情報も解読が正確にできていれば信ぴょう性は100%と言っても過言ではないと思われます。
「1001110001000」はバイナリーコードと呼ばれるもので、これを解読すると:
4096, 512, 256, 128, 8という数字になる模様。(どういった解読方法かは私には分かりません)
そしてそれぞれの数字は:
・8GB RAM
・128/256/512GBストレージ
・4096 x 2160px 動画 (4K DCI)
と解釈できるようで、気になるのは最後の4K DCI(DCI-4K)。
ただ、一部で8K動画撮影が可能な機種がある現在、4096 x 2160の動画撮影、というのは特筆するような機能ではなりと思われます。
よって、個人的にはこれはカメラの動画画素数についてではなくディスプレイ画素数についてではないかと思います。
DCI 4Kとは
DCI 4Kは映画制作会社が加盟する団体 Digital Cinema Initiatives(DCI)で定められている4Kで、そのうち、もっとも使用されるアスペクト比で使用されるのが4096×2160、とのこと。
ご存知の方も多いとは思いますが、過去に「プレミアム・フラッグシップ」と呼ばれたXperia Z5 Premium、Xperia XZ Premium、Xperia XZ2 Premiumの4Kディスプレイの解像度は3840 x 2160px。これは一般的には「4K UHD」と呼ばれています。
また、21:9アスペクト比が採用された後のXperia 1およびXperia 1 IIの「4K」は3840 x1644となっています。
つまりこれらのXperiaは「4Kディスプレイ」とは言われても実際には画面の長い方の画素数が4000pxを超えたことはなく、これが一部では「なんちゃって4K」や「4K-」と呼ばれる所以。
一方でDCI 4Kは画面の長い方が4000pxを超えているので、もしXperia 1 IIIがDCI 4Kのディスプレイを搭載するのであればこれは文句なしの「4K」画面ということになります。
ちなみにXperia 1 IIIの画面の縦解像度がDCI 4Kディスプレイを搭載、21:9アスペクト比だとすると実際の解像度は4096×1755ということになります。
スマートフォンの画面についてはQHD+で充分という声も多く、それ以上だと画質の判別が難しい、とも言われています。
また、画素数が上がればその分バッテリー消費も多くなるので、デメリットもあります。
そんな中、ディスプレイの画素数を3840 x1644→4096×1755にアップするというのはネガティブな反応もありそうです。
バッテリー容量「4096mAh」の可能性も?
なお、この「4096」ですが、個人的にはバッテリー容量「4096mAh」を表している可能性もあると思うのですが、どうでしょうか。
ただ、先日別のリーカーよりXperia 1 IIIのバッテリー容量は据え置き、4000mAhになることを示唆するヒントもあったので、これについてはまだ続報を待つ必要がありそうです。
Xperia初の3つストレージ容量バリエーション/オプション?
また、今回興味深いのはストレージ容量の「バリエーション」で128/256/512GBと3種類存在する模様。
Xperia 1 IIは256GB/512GBは128GB/256GBとそれぞれストレージ容量は2バリエーション。
過去のXperiaで3種類のストレージ容量が存在した例はありません。
ただ、Xperia 1 II/Xperia 5 IIでもそうだったように、Xperiaの場合、複数のストレージ容量バリエーションがあってもそれは国や地域、キャリアごとには同じで、iPhoneのようにユーザーが選択できるものではありません。
よって、仮にXperia 1 IIIに3つのストレージ容量タイプがあったとしてもこれをユーザーが好きに選べる、という事にはならない可能性の方が高そうです。
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