ソニーモバイルの最新Xperia、と言えば当然Xperia 5 II。(au版もソフトバンク版も17日発売)
その一方で、来年のフラッグシップ、Xperia 1 IIIについての推測や噂情報も少しずつ出回ってきているようです。
しかし今回、このXperia 1 IIIではないミッドレンジスペックの次期Xperiaのものと思われるベンチマークスコアが発見された模様です。
これ、RedditのXperia 5 IIについてのスレッド上に投稿されていたもので、実際にGeekbench上に掲載されているかは不明。
またモデル名の部分に「PM-1361」とあるだけで、どこにも「SONY」や「Xperia」の記述はありません。
ただ、ソニーのサーバー上には現在、PM-135X-BVまでOEM IDが確認されており、この機種はXperia 1 IIIもしくはXperia 10 IIIになる可能性が高そう。
そして、この「PM-1361」はまだソニーのサーバー上でも未掲載ですが、フォーマットからすると 実在する「PM-135X」の後続機 、未発表の次期Xperiaの一つ、ということに。
Mediatek製「Dimensity 800」搭載で5G通信対応に
さらにこのモデル、興味深いことに搭載チップはMT6873。これは今年前半にMediatekがした 5G対応ミッドレンジ向けチップ、Dimensity 800の型番です。
よって、この謎の新型Xperiaも当然5G対応、ということに。
なお、今のところ国内ではSIMフリーも含めてこのDimensity 800を搭載しているモデルは発売されていないはずです。(間違ってらごめんなさい)
エントリーモデルではなくXperia 10 IIIに搭載の可能性も?
一方、ソニーはXperia Lシリーズを初め、以前よりエントリーモデルにはMediatek製チップを複数モデルに搭載しています。
ただ、Dimensity 800はローエンド向けのチップではなく、ベンチマークスコアからしてもSnapdragon 700番台と同等、もしくはそれ以上の性能を持つミッドレンジ、もしくはアッパーミドル向けのチップ。
よって、このモデルが実在するとしてもXperia L4の後継機となるエントリーモデルに搭載されるとは限りません。
ひょっとするとXperia 10 IIIやXperia 10 III Plus、もしくはその他の新型ミッドレンジモデルに搭載、という可能性もありそうです。
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