次期XperiaやGalaxy、その他大半の2021年Androidフラッグシップに搭載されることになるクアルコムの次世代チップ、Snapdragon 875。
来月初めに正式発表、そして今のところの情報では最初はサムスンやXiaomiに独占供給されるとも言われています。
そんなSD875を搭載したGalaxy S21のベンチマークスコアが初めてGeekbench上で発見されました。
型番からするとGalaxy S21シリーズのものであることは確か。
さらに「lahaina」は過去の情報からSD875のコードネームであることが判明しています。
スコアはシングルコアが1120ポイント、マルチコアが3319ポイントなっており、シングルコアではSD865より高めですが、マルチコアではほとんど変わらないスコアに。
以下は新型Xperia 5 II (ドコモ版SO-52A)のものですが、マルチコアではほとんど性能差がありません。
一方、以下はGalaxy Note 20 Ultra (ドコモ版SC-53a)のスコア。
以前当サイトでもお伝えしたのですが、Galaxy S20シリーズやGalaxy Note 20シリーズはSD865搭載機でもXperia 5 IIなどと比べるとベンチマークスコアは低めなので、Galaxy S21シリーズはこれよりは若干高めのスコア、ということに。
うーん、それにしてSD875搭載でマルチコアがSD865搭載機と変わらない、というのはどういう事でしょう。
まだチューニング中だからであれば良いのですが、ちょっと気になります。
一方、ヨーロッパなどで展開されるであろうGalaxy S21シリーズには例年通り最新Exynosが搭載されると言われており、次期チップとなるExynos 2100はSD875を上回る性能になるとも言われています。
よって、このGalaxy S21シリーズでは久しぶりにSnapdragon版よりもExynos版の方がベンチマークスコアで高スコアを出す、という可能性が高そうです。
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