先日、当サイトではAndroidスマートフォンの「不具合」についてアンケートを行いました。
XperiaやAQUOS、Galaxyなどキャリアを中心に展開している主要ブランドからSIMフリーモデルを中心に展開しているメーカーまで、合計12メーカー(ブランド)を対象にし、1200件近い回答をいただきました。
(ご回答をしてくださった方、ありがとうございます!)
そしてそれ暫定集計した結果、なかなか興味深い事実が見えてきました。
以下は「今まで使ったAndroidスマホで不具合や欠陥が『少なかった』ブランド・メーカーは?」という質問に対する回答:
Xperia、arrows、AQUOSがトップ3ですが、これだと単純にシェアの大きいメーカーが不利になってしまうという問題点があります。
よって、同時に最も不具合の「今まで使ったAndroidスマホで不具合や欠陥が『少なかった』ブランド・メーカーは?」スマートフォンのメーカーは?という質問も用意。
最も不具合が少ないのはPixel、Xperia、Moto
不具合が最も「少なかった」スマホでもXperiaがトップとなっています。
そこで、「最も多かった」の回答数を「最も少なかった」の回答数で割ったものを「不具合の多さ」の評価スコアとしてランキングにしてみました。
Pixel (Google) | 0.10 |
Motorola (moto) | 0.43 |
Xperia (SONY) | 0.68 |
Huawei | 0.72 |
Xiaomi | 0.78 |
Oppo | 1.05 |
Galaxy (サムスン) | 1.06 |
AQUOS (Sharp) | 1.15 |
ASUS (Zenfone) | 1.19 |
LG | 1.84 |
京セラ | 2.54 |
その他 | 3.08 |
arrows (富士通) | 4.86 |
数値が小さいほど不具合が少ない、ということになり、Pixel、Motorola (Moto)、Xperiaが最も不具合が少ないメーカー(ブランド)、という結果に。
ただ、Pixelは2位以降を大きく引き離しており、さすがはGoogle謹製、といったところでしょうか。
最も不具合が少ないのは富士通、京セラ、LG
逆に「その他」を除くとワースト3は富士通のarrows、京セラ、LGとなっています。
特にarrowsの不具合の多さが群を抜いている点はちょっと意外。
最近のarrowsは地味ではありますがそれほど不具合が多いと言う印象は受けません。(むしろ比較的安定しているという印象)。
やはりスマートフォン黎明期に大きな問題となったARROWSの発熱やその副作用によると思われる不具合問題のインパクトが相当大きかったのでしょう。
なお、今回の結果はシェアが小さく回答数の少ないメーカーについては統計的に誤差が大きくなると言う問題点があることはご留意ください。
ただ、少なくとも100件以上の回答対象となっているメーカーに関しては統計的に十分有意ではないかと思われます。
コメント
私の初めてのスマホとして愛用していたF-01Jは、過去機種の悪評ぶりが嘘みたいに安定してます。
3年経ってAndroid 8.1止まりでセキュリティ面の不安もあってか機種変しましたが、現役で無くなった今でも動作のもっさり感はあれどこれまでホッカイロを始めとした不具合にも見舞われず、驚く事に現在使っているXperia 5より電池持ちが遥かに良いですよ。(劣化はしてるんでしょうけど)
ただF-01J以降の機種は、お世辞にも良いとは言えないようなので早くもXperiaへ乗り換えてしまいました。
F-01Jは今でもサブ機として使っています。
MIL規格準拠だからか何度かぶつけたりしたものの、細かな小傷はあれど今でもほぼ新品と変わりません。
最も不具合がすくないのは、が二つありますが?
多いのは、の間違いでは?