次期Xperia、側面指紋センサーは維持も「静電式」→「光学式」に

2020年前半にリリース予定の Xperia 1の後継機、「Xperia 1.1」こと新型Xperiaフラッグシップ。

SD865が正式発表され、同チップ搭載モデルが半強制的に5G通信対応となることが判明。
これでハイエンドの次期Xperiaも必然的に5Gモデル、ということになりました。

さて、そんな2020年モデルのXperiaのスペックの一つ、指紋センサーについて興味深い新情報がWeibo上で見つかりました。

次期Xperiaでも指紋センサーは側面に搭載されるがフラッグシップでは静電式ではなく光学式センサーが採用される

ご存知のようにこれまでのXperiaに搭載されている指紋センサーはすべて静電式ですが、これが少なくともフラグシップでは光学式に置き換わる、とのこと。

そういえば、もう1年近くなりますが、昨年の12月にソニーが側面搭載の光学式指紋センサーの特許を取得したという情報がありました。

これ、小さめのセンサーを横置きにして幅の狭い端末側面でも正確な認証ができる、というのが売りの模様。

このセンサーはXperia 1(当時はXperia XZ4と呼ばれていましたが)に搭載されることも期待されていましたが、実際に同機種に採用されたのは静電式の従来のセンサーでした。

ひょっとするとこの特許を取得したセンサーが今回、次期Xperiaに搭載されるとされる新型の側面光学センサーのことなのかもしれません。

Xperiaの指紋センサーは元々は端末側面に搭載していましたが、Xperia XZ2シリーズで一度背面に移動。
その後、Xperia 1およびXperia 5でまた側面搭載が復活したという経緯があります。

ただ、このXperia 5とXperia 1に「再搭載」された側面指紋センサーは突然認証しなくなるといった不具合報告が相次いでおり、とにかく評判が悪いです。

ただでさえ細長い限られたスペースにセンサーを配置するというハンディーに加え、Xperia 5および1の指紋センサーはXperia XZ1以前の機種よりもセンサー部分が自体が小さくなっている模様。

さらに一部ではコストダウンのためかセンサーのサプライヤー自体が以前と異なりクオリティーが落ちているという噂も。

もちろん光学式センサーが静電式センサーよりも必ずしも優れているとは断言できませんが、少なくともXperia 5/1よりはマシになるのではないでしょうか。

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