ソニーモバイルの2020年前半フラッグシップ、Xperia 1 II。
先日中国本土で他の国・地域より数か月遅れてようやく発売となり、その代わり?か同国でのモデルは国内SIMフリー版同様に12GB RAMを搭載したアップグレード版となっています。
しかし今回、この12GB RAM搭載のXperia 1 IIについてちょっと気になる不具合の報告が上がっていました。
ソニー関連のリーク情報で知られる有名リーカー、Zackbucks氏からのもの。
今月のXperia 1 IIへのアップデートでメモリの表示エラー不具合が改善されることを期待しています。メモリ表示がおかしい場合、端末が発熱することが多く、突然のアプリ落ちなどが多発する傾向がある。再起動をしてメモリが正常に12GBと表示されている限りはこの現象は起きない。
要はこの12GB RAM搭載版のXperia 1 IIでは何らかのバグでメモリが正常に認識されておらず、これが原因で発熱やアプリを落ちを引き起こしている可能性が高い模様。
以下は中国サイト、Baiduのフォラム上に別のユーザーが投稿していたもの。
XQ-AT72は中国版Xperia 1 IIの型番でメモリは12GBとなるはずですが、ここでは6.95GB。つまり8GB RAM版と同じ表示になっています。
なお、ざっと調べた限りでは8GB RAM版のXperia 1 IIやXperia 5 IIはもちろん、同じ12GB RAM搭載の国内SIMフリー版Xperia 1 IIで同様の不具合報告は上がってきていないようです。
ただ、これは単純にまだユーザー数が少ないため、という可能性もあり、これが中国版特有の問題なのか、12GBモデル共通の問題かは不明です。
一方、発熱はともかく、メモリの表示がおかしいと言う点についてはサードパーティーアプリなどは無関係のはず。となると後者である可能性は十分にありそうです。
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