ソニーモバイルの新型モデル、と言えばあと数日で正式発表されることが確実なXperia 5 II。
Xperia 1 IIの小型モデルという位置づけながら120Hz表示に対応でバッテリー容量はXperia 1 IIと同じ4000mAh。よほどのサプライズなネガティブ材料がなければかなり魅力的な機種となりそうな雰囲気です。
しかし今回、2020年後半の新型XperiaとしてこのXperia 5 II以外にもう1モデル存在することが判明しました。
ユーラシア経済委員会(Eurasian Economic Commission;EEC)の認証通過情報から発見されたもので:
・XQ-AQ52
・XQ-AQ53
・XQ-AS52
という3つの型番が記載されています。
このうち、最後のXQ-AS52に関してはすでにほぼ全貌が明らかになっている次期Xperiaフラッグシップ、Xperia 5 IIのもので間違いありません。(中国版は実機画像と共にXQ-AS72がTENAA認証通過済み)
XQ-AQ52/AQ53はXperia 10 II Plusの可能性?
一方、XQ-AQ52およびXQ-AQ53に関しては今まで噂レベルでも見かけたことがない型番で全くの謎です。
ちなみに今年変更されたXperiaの新型番は最初に4つのアルファベット+2桁数字というフォーマットで、2020年モデルは「XQ-A」まではすべて共通。
そして4つ目のアルファベットが機種を表しています。
ただ、例えばミッドレンジのXperia 10 IIはXQ-AU5X、最上位機種のXperia 1 IIはXQ-AT5X/AT7X、Xperia 5 IIはXQ-AS5X/AS7X、エントリーモデルのXperia L4はXQ-AD5Xとなっており、このアルファベットの順番とスペックは無関係の模様。
ただ、年後半にソニーがXperia 5 IIともう1モデルフラッグシップをリリースするとは考えにくいので、可能性としてはかなり前より噂の絶えないXperia 10 II Plusもしくはそれに相当するミッドレンジ、という可能性が高そうです。
ちなみにこの二つの型番の一つ、XQ-AQ53についてはさらに不思議な点も。
というのもこの新型番ルールでは最後の数字はシングルSIM、デュアルSIMを表しており、「1」がシングル、「2」がデュアルと言われており、「3」というのは見かけたことがありません。
さすがにトリプルSIM仕様、というのはあり得ないので、ひょっとすると同一機種でも通信周りが大きく違う(例えば4G/5Gなど)という可能性もありそうです。
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