Googleの2020年版Android最新OS、Android 11が先ほど正式リリースされたようです。
開発者向けプレビュー1、2、3、4、そしてベータ版1、2、3を経ての公式リリースで昨年のAndroid 10とほぼ同時期のリリースです。
提供対象となるのは当然Pixelシリーズ。
Android 11アップデート対象Pixel機種:
Pixel 2
Pixel 2 XL
Pixel 3
Pixel 3 XL
Pixel 3a
Pixel 3a
Pixel 4
Pixel 4 XL
Pixel 4a
Android 11の主な新機能:
Conversation(会話)
メッセージングアプリの会話は、通知セクションの専用スペース(Conversation)に移動。これにより、現在進行中の人々との会話を管理しやすくなり、他のアプリの通知で中で重要な会話の通知がどこかに行ってしまう、ということがなくなります。また、必要に応じて重要人物からの会話に優先順位をつけることもできる模様です。
Bubbles(バブル)
バブルは通知システムに組み込まれており、別のアプリコンテンツの上にメッセージアプリからの会話内容をフローティング表示することが可能。
バブルの表示は、受け取った通知を長タップして、「Show as bubble」をタップ。この時メニューが出なければアプリ自体がバブルに非対応ということです。消す場合はバブルを画面の下にドラッグします。
また、端末がロックされているときや、アンビエント表示(常時表示ディスプレイ)がアクティブになっているときでも、バブルは通常の通知と同じように表示されます。
ビルドイン画面録画機能
Android 11ではサード―パーティーアプリを使用せずともネイティブの画面録画機能が使用可能です。
またマイクからの音、デバイスからの音(内部オーディオ)、またはその両方で録音することができます。
新しい電源メニュー
Android 10までは機種にもよりますが、電源ボタンの長押しによるメニューは端末のシャットダウンや再起動など、一部操作に限られていました。
しかし、Android 11のAndroid 11の新しい電源メニューでは個別のアプリを開くことなく電子ロックや温度調整など、スマート家電にアクセスして操作することが可能になります。
再デザインされたメディアコントロール
Android 11ではメディアコントロールが再設計され、クイック設定メニューは一定の場所に。ショートカットを使用して素早く別のデバイスにメディアの再生を切り替えることができます。
ワイヤレスAndroid Auto
文字通り、USBケーブルなしでワイヤレスにAndroid Autoを使えるという機能。
互換性のあるヘッドユニットやアフターマーケットのレシーバーがあれば、すべてのデバイスでワイヤレスにAndroid Autoを使うことができるとのこと。ただ、このワイヤレスのAndroid Autoは5GHzのWi-Fiネットワークのサポートが必要で、EU、日本、ロシアの一部の地域といった5GHz帯Wi-Fiの車内使用に特定の要件がある国、地域ではこの機能が利用できないそうです。
ワンタイム権限許可
文字通り、アプリに1回だけという条件で権限を与える機能。
地味に便利な機能だと思われます。
コメント