Googleが今秋にリリース予定の新型Pixel、Pixel 4a 5GおよびPixel 5。
Pixel 4aの発表時のその存在が明らかにされ、側面からのティザー画像も公表済みとなっています。
そして今回、このPixel 4a 5GおよびPixel 5のものとされる端末がFCC認証を通過。
この中から通信周りのバリエーションについて興味深い情報が明らかになったようです。
以下はPixel 4a 5GのものとされるFCC資料:
Pixel 4a 5G (sub6のみ)↓
Pixel 4a 5Gに関してはA4R G025J、G025E、G025H、G025Iという型番が存在し、いずれもsub6のみに対応とのこと。
Pixel 5 (sub6のみ)↓
Pixel 5 (sub6およびmmWave対応)↓
そして以下はだいぶ前にGoogleのソースコードから見つかった次期Pixelの型番。
JapanSkuと気されていることからこれが日本版Pixelのものであることは明らかで、一番下の「G5NZ6」は今回FCC資料から見つかったSub6版Pixel 5のものと一致しています。
つまり、Pixel 5にはSub6対応版とsub6+mmWave対応版が存在し、少なくとも日本向けモデルは前者、Sub6にのみ対応、ということになります。
一方、ミリ波での5G通信はまだインフラがかなり未熟で端末が対応していても実際には使い物にならないケースが大半。そういった意味でミリ波対応のスマートフォンが必須条件となるのはまだ相当先という気もします。
ちなみにSD865/SD865+搭載機でミリ波対応のモデルは複数ありますが、ミッドレンジ向けチップ、SD765/765Gではまだかなりレアだと思われます。
なお、このPixel 4a 5GおよびPixel 5は今のところの情報では早ければ今月末にもリリースされると言われています。
コメント
G5NZ6の表には、日本で現在運用中のSub-6バンドのn77, n78, n79いずれも記載が無いので、ミリ波もそもそもUSに関係ないバンドのため記載してないという可能性は否定できないような気がします。