ソニーの新型センサーIMX700は4×4の「ヘクサデカゴン」ベイヤー、Huawei P40に搭載へ

ファーウェイが来月正式発表することが確実視されている新型フラッグシップ、Huawei P40シリーズ。

この最新モデルに搭載されるカメラのメインさ―について興味深い情報がでてきました。

52MPの新型センサー、IMX700

GIZMOchinaが伝えたところによると、このHuawei P40シリーズに搭載されるメインのカメラセンサーは52MPのIMX700になる可能性が高い、とのこと。

2020年版のSD865搭載フラッグシップとしてすでに正式発表されているGalaxy S20 UltraやXiaomi Mi 10シリーズが108MPのセンサーを搭載することを考えると52MPというのはやや控えめという感じもします。

4×4=16→1の「ヘクサデカゴン」ベイヤー

一方、このセンサーはセンサーサイズ自体は1/1/1.33とGalaxy S20 Ultraに搭載のものと同じですが、16ピクセル分を1ピクセルとして扱って写真を撮る技術を搭載

ソニーはすでに4ピクセルを1ピクセルとして扱う「クアッドベイヤー」センサーを展開していますが、この呼び方に倣うと今回のセンサーは「ヘクサデカゴン・ベイヤー」(hexadecagon)ということに。

また、このセンサーでは4つ分の1ピクセルとして扱う画素サイズは4.48μmになるとのことです。

Galaxy S20 Ultraには9つのピクセルを一つとしてある買う「Nonacell」技術が採用されていますが、このIMX700は1画素として扱うサイズがこれの倍近くになる、ということになります。

このサイズが大きくなれば1画素あたりで集められる光の量が多くなる、ということになり、いわゆる暗所に強いカメラ、ということに。

なお、ソニーが他社向けに展開する「フラッグシップ」カメラセンサーがXperiaに搭載されるという例は過去に例がほとんどありません。

よって、このIMX700が新型Xperiaに搭載される可能性はかなり低いと思われます。

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